モーニング娘。’19 岡村ほまれ、第4腰椎椎間関節損傷のためハロコンのステージにMCのみで参加

モーニング娘。’19 の岡村ほまれが、第4腰椎椎間関節損傷のため、パフォーマンスを制限してハロコンのステージに参加することになった。

メンバーの岡村ほまれですが、腰の痛みを訴え、病院で医師の診察を受け
第4腰椎椎間関節損傷で2週間の局所安静治療が必要と診断されました。

公式サイト ニュース詳細 モーニング娘。’19岡村ほまれに関するお知らせ

岡村ほまれは、モーニング娘。’19 の新人で15期メンバー。オーディションを経て、2019年の6月にモーニング娘。に参加したばかりだった(参考:モーニング娘。’19 第15期メンバーは3名!秋ツアーから本格合流で14名体制へ)。加入の段階では2019年の秋ツアーから本格的に合流するとされていたが、夏のハロコンが聖地中野サンプラザに巡ってきた公演(2019.8.24 土曜日)から、ハロコンのステージのモーニング娘。パートに、先輩と並んでパフォーマンスに参加していた。

まだまだつたない新人メンバーが、モーニングという大看板を背負うべく、健気に、しかし嬉しそうに先輩に並んでパフォーマンスしている姿は、ただそれだけで実に可愛らしいと評判でもあり、ハロプロの “継承” という構図が一層鮮明でもあることから、多くのファンの胸を突くシーンでもあったという。これが、腰椎の損傷ということで、その次の週末(8月31日(土)、9月1日(日) @中野サンプラザ)の公演では、MCのみの参加となる。

その “第4腰椎椎間関節損傷” という仰々しい響きから、一時は警戒が広がったが、MCのみでも参加できるようならさほど深刻な事態ではないと、その警戒レベルはグッと下がっているようだ。それでも、モーニング娘。の先輩である小田さくらがつい先日まで活動から離れていたり、つばきファクトリーの浅倉樹々が活動休止となっていたりと、このところ “椎間板周辺” での損傷が多いことから、ファンの中から、”ダンスや振り付けを見直してはどうか” という声も出てきているのは無理もないところかもしれない。

さらには、その懸命なパフォーマンスの姿がいかにも愛らしかったことから、無理をして怪我に至ってしまったことを、あくまでも岡村の(たとえば、新人で身体の不調も言い出しにくかっただろう、といった)事情を配慮して痛ましく感じている向きも多く、それでなくとも、線が細くて幼さが際立つ岡村であれば、「まだ身体の出来上がってない子に無理させるから」といった声や、ハロコンを終えてからの秋ツアーに想いを馳せて「初日のリハに間に合うのか?」といった声までも聞こえてくる。

しかし、“新人”ということで言えば、まだ自分の身体の状態と向きあうスキルもつたないという以上に、新人であればこそ、ある程度完成している先輩たちの中に(後から)参加していく立場であればこそ、本人の気持ちとして、必要以上に頑張ってしまうというのも理解できる。翻ってみれば、ハロプロにあって最も後発のユニットである BEYOOOOONDS に、オーディションを経て後から参加することになった新メンバーも、その参加の初っ端で怪我に泣くことにもなった。

15期メンバー岡村ほまれの状態は、もちろん心配だし、新体制となって新しい一歩を踏み出すはずのモーニング娘。の2019年の秋ツアーも、もちろん心配だ。だが、今般の岡村のトラブルも、上記の通り、その意気込みが若干先走ってしまったことに由来するのだとも思えば、その怪我が回復したときこそ、いよいよ新体制のモーニング娘。が楽しみだとも言えるのではないだろうか。

(文=椿道茂高)

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

Sorry, the comment form is closed at this time.