新人さんのお披露目も華麗な季節の祭典 ~2019年夏のハロコンは、古参ファンこそ刮目しっぱなし!~

はじめに 恥ずかしながらの感涙の場面

従来、推しグループや推しメンバーの出番が少ないからとハロコンを敬遠する向きに対しては、ハロコン全体の祝祭感を強調し、出番が少ないからこそ出し惜しみのない全力パフォーマンスを味わえると主張して、ハロコンをご推薦してきたんですが。

今般の夏のハロコンは、8月の後半にツアーが聖地中野サンプラザに巡回してきてから、各グループの新人さんがそれぞれのグループのパフォーマンスに参加したことでも話題です(後述します)。もちろん、新人さんがパフォーマンスに参加してるってだけでも、その継承のモメントに触れて、いろいろこみ上げてくるものがありますし、正規メンバーとして抜擢されたことで、ほんの短い時間なのに見違えるほど “ステージに立つ者” としての魅力が増していたことも、改めて新鮮な感動でした。ええ、そりゃ、もちろん(改めて後述しますね)。

しかし、それ以上に、自分でも吃驚しちゃったんですけど(少し体調が悪かったこともあって気持ちが弱っていたのか)ハロプロの全グループが競演する夏の祭典にあって、つばきファクトリーがステージに登場してくると、なんだか、それだけで涙腺が緩んじゃったことをお知らせです。つい先日、ファンクラブツアーで楽しい時間を過ごし握手もしてもらって、まもなく始まる秋ツアーには、いくつかのチケットを確保しているというのに。なのに、なんだか何年も逢ってなかった友人と久しぶりの邂逅を果たしたように、メンバーたちがステージに登場してくるだけで、気持ちの動揺を抑えられませんでして。

その理由は、部分的には明白ですけど、実はよくわからなかったりして。

こちらの脳内にアーカイブされてるはずのメンバーの姿と、ハロコンで華々しく登場してくる笑顔のメンバーたちのリアルとのギャップというか、メモリーで確認できる以上のリアルなメンバーの輝きに(知ってるのに)驚くというか、とにかく華やかで笑顔満面のメンバーたちの愛らしさに、まずは圧倒されて気持ちが大きく揺れ動きます。もちろんね。でも、つばきファクトリーについては、そのように心が動いてしまったら、同時にいろいろ浮上してくるものもあって。

言うまでもなく、つばきファクトリーは、その誰からも愛されるエースメンバーである浅倉樹々ちゃんが一時的に活動を休止しています。多くのファンは(投稿者も含め)楽観視しようともしていますが、個人的にどのようなスタンスを選択しようとも、やっぱり樹々ちゃんの活動休止は大きなトピックであることは間違いなかったりします。

樹々ちゃんのことだけじゃありません。ハロプロ内スタッフの人事異動があったからか、後輩ユニットがメジャーデビューを果たして勢いに乗っているからか、あるいはここでは明示したくない、もっと別の要因によるものか、つばきファクトリーを巡る状況が2019年の春先から比べて激変していることそれ自体に、微妙に戸惑ってしまっていたわけです。さらには、ファンがそんなことを感じてしまうくらいだから、きっとメンバーたちもそれなりに感じるところはあっただろうにとも思って。

しかしながら、そんなファン側の勝手な忖度が的を射ているのか射ていないのか、つばきファクトリーは、他のグループと肩を並べて、競うように笑顔を振りまいて、健気に、前を向いて、堂々と、ステージに登壇します。そんなメンバーの姿に、思わず胸を突かれてしまったという次第。

つばきファクトリーがステージに登場してくるだけで、おじさん、思わず恥ずかしい有様になってしまったのでした。

って、これは「つばきを巡る状況云々」の話ではなく、ただリリイベや握手会がぱったり開催されなくなったのが寂しいだけなんですけどもね。はっはっは(同時に、今の状況でのイベントが少ないのもまた、ある意味で、事務所の優しさなのかも知れないなとも思いつつ…)。

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…と、このことは、投稿者が個人的に つばきファクトリーのファンだから、つばきファクトリーを巡る状況を踏まえて、個別に感じ取ってしまった事柄ではありますが、こういうことは、それぞれのグループにも、それぞれのグループのファンにも、個々の推し毎に、ファンの数だけ、同じようなことがあるんだろうなと。

そう思えばこそ、それぞれの事情を踏まえてライブに臨むメンバーと、それぞれの気持ちを抱えて会場に集うファンが、個々のグループのイベントやライブではなく、ハロプロ全体として一堂に邂逅するハロコンのステージが格別であるのも道理かと。

Hello! Project 2019 SUMMER「harmony」@ 中野サンプラザ

上述のとおり、8月の後半になってようやく中野に巡ってきた2019年の夏のハロコンは、ハロプロメンバー総出演で「beautiful」公演と「harmony」公演の2パターンでお送りされます。

ところが、何ということか、投稿者自身が体調不良のため、しっかりチケットを確保しておきながら、皆さんにお伝えできるのが8月25日の昼公演、「開場 13:00/開演 14:00」の harmony 公演のみとなってしまいました。なんとお詫びをすれば良いか皆目見当がつきません。…けど、体調不良を押して中野に出向いて、万が一、メンバーに風邪を移したりしようもんなら、皆さんにどんなに酷いことをされても受入れるしか無いので、ちゃんと休んだのは褒めて欲しかったりして(って、確保済みのチケットを無駄にするのは、精神的に、従って免疫的に大ダメージですよね)。

そんなわけで泣く泣く見送った公演を脳裏でグルグルさせながら、ようやく参加した25日の日曜日の中野サンプラザ、オープニング・アクトは、カレッジ・コスモスの『 幸せのありかはどちらですか』が奏でられます。

お馴染みのプロモーション映像からコンサート中の注意事項の動画が流れたりして、いよいよ響いてきた『ハローのテーマ』で弾む開場です。って『ハローのテーマ』で微妙に膝を上下させ、ペンライトを準備して、盛り上がる準備をゆっくり整えている中野サンプラザの皆さん、なんだか、毎度の事ながら、嬉しい場面ですよね。そして、20世紀FOXかっ!って突っ込み待ちかとも思える今期のテーマが大々的にスクリーンに映し出され、いよいよ夏の祭典の開催です。

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