セットリスト
SAYUMINGLANDOLL~BIRTHDAY LIVE 2019~
というわけで、2019年7月13日の 道重さゆみ バースデーソロライブのセットリストは、こちら。
まず指摘しなきゃいけないのが、全体的に【再生後の SAYUMINGLANDOLL 公演の楽曲中心】→【モーニング時代の楽曲中心】といった流れになっているところ。もちろん、いきなり2曲目の『Fantasyが始まる』だったり5曲目の『好きだな君が』とか、メドレー前の『Happy大作戦』から『時空を超え 宇宙を超え』だったりと、ちょこちょこ前半部分もモーニング時代の楽曲が差し挟まれてはいるんですけどもね。
SAYUMINGLANDOLL~BIRTHDAY LIVE 2019~ |
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01.キラキラは1日にして成らず(宿命公演|アルバム収録曲) 02.Fantasyが始まる(モーニング|アルバム収録曲) 03.Loneliness Tokyo(東京公演|アルバム収録曲) MC. 30歳になったから、とりあえず “お祝いさせてあげる” 04.再生〜わたしはここにいるわ〜(再生公演|アルバム収録曲) 05.好きだな君が(モーニング) 06.ダーリン、寂しいな(宿命公演|アルバム収録曲) 07.シン・ジュク(東京公演) 08.バラバラWONDER(東京公演) MC. アツイねーー!アツイといえば?ゲームと電動自転車の話 09.It’s You(モーニング|アルバム収録曲) 10.哀愁ロマンティック(モーニング) 11.ありえない遊園地(宿命公演) 12.Let’s go Yeah~会えたらいいな~(アルバム収録曲) 13.Happy大作戦(モーニング) 14.時空を超え 宇宙を超え(モーニング) 15.KILAi STAR LIGHT(東京公演|アルバム収録曲) モーニング娘。加入から、7/24 ソロアルバムのジャケ写撮影まで、道重メモリアルVTR 16.OK!生きまくっちゃえ 新曲(アルバム収録曲) ↓↓↓メドレー↓↓↓ 17.Stay with my heart(東京公演|アルバム収録曲) 18.EIGAをみてよ(宿命公演|アルバム収録曲) 19.Help me!!(モーニング) 20.SHIBUYAのファビュラス(東京公演|アルバム収録曲) 21.トキメクトキメケ(モーニング) 22.坊や(モーニング) 23.レインボーピンク(道重さゆみ/久住小春) ↑↑↑メドレー↑↑↑ 24.シャバダバ ドゥ〜(モーニング|アルバム収録曲) 25.大きい瞳(モーニング) 26.彼と一緒にお店がしたい(モーニング|アルバム収録曲) 27.私の時代!(モーニング) 28.歩いてる(モーニング|アルバム収録曲) ↓↓↓アンコール↓↓↓ 29.白い羽根 新曲(アルバム収録曲) MC. ご挨拶と SAYUMINGLANDOLL 第四弾告知 30.ラララのピピピ(モーニング|アルバム収録曲) |
で、大枠として【再生後の SAYUMINGLANDOLL 公演の楽曲中心】→【モーニング時代の楽曲中心】という流れがあったことで、それぞれのコントラストも明瞭だったように思います。
というのも、基本的に【再生後の SAYUMINGLANDOLL 公演の楽曲】が、スタイリッシュで、コンセプチュアルで、ミュージカルの劇中歌的な疾走感が強めで、なんというのか、聴いていて自然に前に進んでいけるような旋律とメロディが印象深く、意図的にそうした軽快感を強調した作曲・編曲になっているようにも思えるからこそ、そうした軽快でアップテンポな SAYUMINGLANDOLL 公演の楽曲中心にライブ前半から中盤のメドレーまでを組立てたことで、ライブ後半、モーニング時代の楽曲の、それまで意識していなかった強さと重さが際立ったと思うのでした。
そして、そうした流れをしっかりパフォーマンスしたうえで、ちゃんとモーニング時代の楽曲の、モーニング曲の、ファンにとっても重々しい “ずっしり感” を(メンバーとの歌割り分担なしで)しっかり歌い切った 道重さゆみ さんの見事さもまた強調したい。
ほんまに、一夜限りだなんて、もったいなさすぎますよね、このライブ。
アンコールでの、うさちゃんヘアーと告知
アンコールで披露された『白い羽根』も新曲ですけど、こちらも、その優しい世界観を歌いあげた歌詞の一方で、かなりアップテンポな楽曲になっていて、『OK!生きまくっちゃえ』と併せ、どうも全然、落ち着く気なんか、さらさら無いみたいです、道重さん。
それが証拠に、アンコールでは、当日物販のピンクの道重Tシャツに、なんと “うさちゃんヘアー” で登場し、告知は、2019年の11月に SAYUMINGLANDOLL 公演の第四弾が決定したということだったりしますから。
30歳を迎えた 道重さゆみ さん、どうやら、全然立ち止まったりお休みしたりするつもりは無いようです。なんだか、ファンとしても “こりゃ、こうしちゃいられねぇなっ!” と、何をするでもなく、しなきゃいけないことがあるでもないのに、謎の嬉しい焦燥感に駆られたりしてみたり。
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モーニング娘。に加入した最初の年の誕生日は、メンバーにもスタッフにも、誰に気付かれずに、バックステージでお祝いされることもなく過ぎていったと言います。
モーニング娘。が大好きで山口から上京してきた、まだ中学生だった女の子は、満足に歌割りもなく、後列が定位置の、いわば “みそっかす” で推されることが少ないメンバーでした。
それが今や、アイドルを卒業してから2年の休業を経て尚、たった一人で30曲を歌いあげる堂々たるソロライブを、誰にも気づかれなかったという、そのお誕生日当日に開催して、こんなにも多くのファンを集め、かつ、魅了しているとは。
オーディションの当時、審査にあたったプロデューサーつんく♂さんは “この子そのものが作品やな” と言ったやに聞き及んでおりますが、こうした経緯を全部まるっと踏まえるとき、私たちは思うのです。
“道重さゆみ そのものが奇跡やな” と。
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多くのファンは、このお誕生日当日のソロライブをスタートに、15日のバースデーイベントまで、三連休を 道重さん尽くしの “さゆ連休” として過ごすことになりますが、その別日の詳細は、また別の記事にて。

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