はじめに
11月3日から池袋はシアターグリーンで上演される演劇女子部公演『ネガポジポジ』の公開記念トークショーが、10月31日に秋葉原のハロショで開催されました。
第一部と第二部の2回まわしで、第一部には、つばきファクトリーから山岸理子ちゃんと小野瑞歩さん、研修生から加賀楓さん、金津美月さん、横山玲奈さんが登場。第二部には、つばきファクトリーから小片リサさん、浅倉樹々ちゃん、研修生から一岡伶奈さん、清野桃々姫さん、そして川村文乃さんが参加。
こちらの第二部に遊びに行ってきたので、短めにご報告です。
通して参加できない自らの労働事情への憤りを若干行間に滲ませつつ。
第二部の整列時間前にハロショに到着してしまって、その場で手持ち無沙汰に(ハロショ内では第一部のイベントが開催されているもんだから)うろちょろしていた方とお話してみると、お目当ては川村文乃さんだそうで、当日は「はちきんガールズ」時代からの年季の入った川村文乃さんファンも多かった印象です。
確かに整った顔立ちで可愛らしい一方、なんだか落ち着いた感じで美しいですよね、川村さん。
ハロショ イベント標準のレギュレーション
さて、公開記念トークショーへは、事前に演劇女子部公演『ネガポジポジ』のチケットをハロショで購入することで参加券を入手するところから。すでにFC先行でチケットを複数入手していた投稿者は、いつも駆け込みになっちゃう平日の公演を、このトークショーのために購入することになります。でも、おかげで後述するCD先行販売お渡し会で、浅倉樹々ちゃんの回に遭遇することができる見込み。まさしく人生は糾える縄のごとし。万事塞翁馬って感じです。
で、そのように入手した参加券を顔写真付き身分証明書と照合してから、当日の呼び込み順を抽選します。
座席はざっと5~60人分といったところ。床もフラットにつき、座れる順番でも半分より後ろになるくらいなら立ち見エリアの先頭で見た方が、視界を遮るものがなくて良いよってのは、従来のハロショでのイベント通りということで。投稿者は、ちょうど座席の半分くらいの順番で、かなり微妙な位置どころ。
ハロショのイベントへの参加次第については、こちらとかこちらなんかを参照してください。
演劇女子部公演『ネガポジポジ』の公開記念トークショー
イベントは、前半が、この舞台へ向けての意気込みや稽古を終えての感想など、公演に向けてのバックステージ・トーク、後半は客席からの質問を募って、トータルで30分前後のトークショーです。今回の演劇女子部『ネガポジポジ』に全チームで出演している梨木智香さんのMCで進行します。登場してきたメンバーは、みんな私服なのだとか(イベント後半の来場者からの質問にて判明)。
あまりに当然のこととして、みんな可愛かったんですけれども、暗い色で落ち着いた感じだけどミニでタイトな結果、微妙に艶めかしいシルエットとなったワンピース姿で登場してきた浅倉樹々ちゃん、前髪をしっかり作りながら、長めの髪を下ろして、ゆるやかに巻き巻きしていて、かなり大人びています。樹々ちゃん、美しかったです。
そして小片リサさん、水玉のサロペットに肌色の薄手のニットセーター風のアウターを合せていて、全般的に落ち着いた感じ。しかし、だからこそネックレスなどの装飾がかなり目立っていて、まさしく控えめな感じなのに目が離せないといったところ。そして前髪を左右に流してミディアムな感じの髪型です。美しかった。
浅倉樹々ちゃんも、小片リサさんも、まだ全然若いのに、すでに明らかに美しくて、見惚れます。これだけでも来た甲斐があるってものです。
一岡伶奈さん、小片さんのトレイニー時代や川村さんの「はちきん」時代をカウントしないとすれば、一番に経験があって、その分落ち着いていてもおかしくないところ、なんだか受け答えがぽわぽわしていて、何かしら発言するときには、自分が話してるのが面白くて仕方ない感じで、可愛いですね。
清野桃々姫さん、舞台へは連続出場となって、いろいろ大変だった模様。何かと「逸材」とか「期待の星」との評判も高い桃々姫さんですが、いろいろとトークのお題にちゃんと応えられずに、ステージの上で「あわあわ」する場面が目立った以上に、そういう場面で「あわあわ」してること自体が面白がられていることを自覚の上で「あわあわ」してみせるという、親戚の集まりの場で(自称)鉄板のボケを披露してみせる小学生が、親戚のおじさんたちから自分が「ちやほや」されていることを自覚してるような意味での “子供らしさ” が感じられて、しっかり「可愛いな」と思って帰ってきましたよ。
そして川村文乃さんです。高知弁を意図的に混ぜ込んでのトークが、良い感じで素朴さを演出していて、ここらへんは芸達者なところですが…やっぱり整っていますよね。なんだか今から楽しみです。
うっかりすると、あっという間に研修生たちにも推しが増えてしまうので、ほんとうに困ります。
(加賀楓さんを応援しています)
しっかり者のお姉さん 小片リサ
さて、清野桃々姫さん、「いろいろとトークのお題にちゃんと応えられずに、ステージの上で「あわあわ」する場面が目立った」と書きました。イベントの後半の客席からの質問で、“過去のハロプロの舞台で参考になった演技とか好きな演技とか” といったお題が飛び出るも、「いっぱいあるんですけどー、うーーん」と、なかなか、ちゃんと「客席との受け応え」といった感じにはなりません。これ、意地悪な観察をしてるんじゃなくて、まだ小さい桃々姫さんだから、しょうがないところだし、むしろ年齢から考えれば、よくぞ物怖じしないで、ちゃんと客席と向き合ってると言うべきところだし、なにより可愛かったから、全然批判的なことを言おうとしてるんじゃないんですよ。
言いたいことは、そんな風に、質問されてもちゃんと応答できずに困ってる清野桃々姫さんに対して、「ほら、こないだまでアンジュルムと一緒に舞台やってたじゃん。そこらへんで思いつくことは?」って感じで、ちゃんと助け船を出してあげていたのが小片リサさんだったってこと。
毒舌ぶっ込んだり、歯に衣着せぬズバズバ娘である一方で、ほんとにステージの上で困ってる者がいたら、ちゃんとフォローして助け船を出しているんですね、小片さん。
だけでなく、稽古を終えての感想トークでも、メインの役どころとしてはCチームに参加しているけれどBチームの公演ではアンサンブルで登場する小片さんは、「アンサンブルでわからないところは、アンサンブルとして全公演に出演する川村文乃ちゃんに、ずいぶん助けてもらった」と語っており、これは、思わず川村さんも、こっそり「ありがとうございます」とか言っちゃうくらいに、ちゃんと川村さんへのフォローというか支援になっていて、小片さん、ナイスプレイです。
一旦、あちこちにナイスパスを出している様子を見ていると、メジャー・デビューも決定して安心したことで、これまで、いってみれば必要以上に(神経質なほど)あちこちに視線をさまよわせていたのが、良い方に転んだかのようで、ずっと見てきた私のようなおじさんは、なんだか、わけのわからないところで感動していました。
ずっと見てきたといえば、これまでだって小片さんは、いきなりの司会進行にアップアップのリーダー山岸理子ちゃんをフォローすべく前に出てこようとしては、“でも、途中でやめちゃって引っ込んじゃう” といった姿が観察されていました。これも、後日発売されたイベントDVDで再確認してみると、フォローに出ようとする小片さんにワンテンポ遅れて岸本ゆめのさんが大々的にフォローに出てきており、ここでも、小片さんは「周囲に気を使うしっかり者というキャラ」の岸本さんに気を使って、途中でやめちゃって引っ込んでいたのかもしれませんね。
毒舌のズバズバ娘でありながら、ちゃんとステージの全部が見えていて、場合によってはフォローに出る…と。
もしかしたら、道重さゆみさん、嗣永桃子さんの技を継ぐのは、ほんとうに小片リサさんかもしれません。
そうだったら良いな。
期待も高まる『ネガポジポジ』 感情のぶつかりあいと昭和と
そんな、演劇女子部『ネガポジポジ』については、笑えるシーンもあり、感動するシーンもあって、見てる側も忙しい舞台であると川村さん。それを受けて、「もう、目が、2個じゃ足りない」と樹々ちゃん。「何回も観に来てくださいってわけじゃないけど」と、何回も観に来てくださいと言ってる小片さん。なんでも、舞台のあちこちで、いろんなことが起きているらしいですよ。
舞台のサウンドトラックCDの先行発売もあって、そのお渡し会もある模様。
お渡ししてくれるメンバーは毎公演異なっていて、こんな感じらしいです →(演劇女子部「ネガポジポジ」CDお渡し会 開催決定!)。
すでにFC先行でチケットを複数入手していた投稿者は、追加で、このトークショーのためにチケットを購入していたわけですが、おかげで小片リサさんのお渡し会にも、樹々ちゃんのお渡し会にも、日程的に遭遇できてしまっており、このままでは、いろいろと派手に使い込んでしまった挙句、年を越せない公算が高いです。う、う、嬉しい悲鳴ですよね。
川村さんによれば、毎回の稽古では、具体的な場面の稽古に入る前に、「感情開放のレッスン」みたいな、演劇のメソッド的な訓練もあったらしいんですが、「感情開放のレッスン」とかいうキーワードに加えて、MCさんや研修生らによって「小片さんと浅倉さんのぶつかり合い」まであったとか言われると、Dマガ Vol.2 を鑑賞し終えた「つばきヲタ」にあっては、この舞台は見逃せないところです。
このまま、演劇女子部『ネガポジポジ』の現場で販売されるという Dマガ Vol.3 (つばきファクトリー DVD Magazine Vol.3 CM)も含め、小片リサさんと浅倉樹々ちゃんの鍔迫り合いは、継続する物語として、是非鑑賞したいな、と(未見ながら期待を込めて)。
小片さん曰く、自分でも泣きそうになるくらい感情的になるシーンが多いそうなんですが、むしろ「昨日も泣いてたんですけど」とか。観に行った舞台で小片さんが泣いていたら、こちらも冷静でいられるか不安です。
また、演劇女子部『ネガポジポジ』には、昭和のアイテムがいっぱい登場するとのことで、一岡伶奈さん、ダイアル式の黒電話を「おもしろいから、今でもあると良いのに」とか言っていました。ってか、一岡さんは黒電話そのものを、これまで知らなかったようで、他にも、清野桃々姫さんが「ナウい」の意味がわからず、それをフォローしようとする他のメンバーも、ちゃんとは説明できず、ギャグとしての「ガッチョーン」の意味を問う者がいたりとか、なんだか「昭和は遠くになりにけり」といった感じで、昭和に青春を謳歌した投稿者のようなおっさんにとっては、こちらも冷静でいられるか不安です。
だって、小片さん、「肩に掛けて持ち運ぶおっきい電話」とか言ってましたから。
か、可愛いですよね。
*****
本当に30分程度しかなかったトークショーでしたが、上述のとおり、舞台への期待が高まるだけでなく、メンバーたちの愛らしさが満喫できたイベントとなりました。
メモとか取っていなかったのでレポとしては網羅性に欠ける上に、やや小片リサさんに偏った報告となってはおりますが、小片リサさんのところに個々の推しメンを代入の上、想像の羽を広げていただければ、と。
いずれにしろ、こうしたトークショーは「そんなもん、売れ残りをサバくための販促イベントでしょ」と顔を背けるのがもったいないほど、メンバーのいろんな魅力が堪能できるものとなっています。今後も楽しみにしています。
最後に、バックヤードに引っ込んでからも、ハロショの黒い垂れ幕の向こうで客席に手をふってくれていた浅倉樹々ちゃんが、めっちゃ可愛かったとだけ付け加えて。
ハロショ関連レポなど
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演劇女子部 ミュージカル「サンクユーベリーベリー」
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演劇女子部「気絶するほど愛してる!」オリジナルサウンドトラック
価格: ¥ 1,500
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演劇女子部ミュージカル「TRIANGLE-トライアングル-」
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