つばきファクトリー、メンバーもファンも初のファンクラブツアーを喜ぶ気持ちが満ち溢れる “キャメリアンジャーニー” in 長野

天使の歌声が響く時~伝説のツバキソード~(ライブ)

YCC県民ホールに到着するも、ライブのスタート…っていうか会場への入場は14時20分からってアナウンスされて、わたしたちは、しばしYCC県民ホール内のロビー的な場所で三々五々時間をつぶすことに。このタイミングで、別のバスに配されていた顔見知りの つばきファンの方と、いろいろお話ができたのも楽しい体験となりました。

投稿者個人的には、これまでのファン歴の中で、道重さんのファンクラブツアーにも、熊井ちゃんのファンクラブツアーにも、それぞれ一緒に申し込む、”さゆヲタ仲間” や “熊ヲタ仲間” を作ることができまして、そうでなくとも、それぞれの現場で顔見知りが増えていたりするんですけど、ぶっちゃけ、つばき現場でも、こんな折に、いろいろ話せるファンの方が増えているのが嬉しくて。 それは、わたくし個人の体験として嬉しいことだという以上に、顔見知りが増えているってこと自体が、現場の多さや、その現場に集うファンの多さを反映しているわけで、ファン同士の交流が盛んになるってことが、それだけ つばきファクトリーに勢いがあるってことでもあるので、その意味でこそ、やっぱり嬉しいことだと。

さて、そんな時間もすぐに過ぎて、いよいよバスツアー特別ライブの開演となります。

オープニングアクトとして、上々軍団の啓太さんが、速成の(テープで「仲間」の文字を応急で作成した )「仲間」Tシャツを来た岸本ゆめのさんと一緒に登場してきて、『仲間』を歌います。

なんでも、ツアーライブのオープニングアクトとして『仲間』をやりたいと主張したのは岸本さんだったとのことですが、にもかかわらずTシャツを忘れてきたのだと。

リリイべなどでも開演前に鳴り響くあのSEが響いて、いよいよ(個人的にも)かなりお久しぶりとなる つばきファクトリーのライブがスタートします。

キャメリアンジャーニー スペシャルライブ 8月5日
OA.仲間 with 五郎さんに扮した岸本ゆめの
01.ナインティーンの蜃気楼 新曲|つばきファクトリー
02.17才|つばきファクトリー
03.夏LOVEロマンス|ハロー!プロジェクト
04.桃色スパークリング(山岸・新沼・小野田・秋山)|℃-ute
05.エイヤサ!ブラザー(小片・谷本・岸本・小野)|メロウクアッド
06.マジ グッドチャンス サマー|Berryz工房
07.ジリリキテル|Berryz工房
08.GOOD BYE 夏男(岸本・小野田)|松浦亜弥
09.かわいい彼(山岸・小片・新沼)|メロン記念日
10.シャニムニ パラダイス(谷本・小野・秋山)|モーニング娘。
11.かっちょ良い歌|ハロー!プロジェクト
12.スキちゃん|スマイレージ
13.今夜だけ浮かれたかった|つばきファクトリー

そのセットリストは上に掲載した通りですが、つばきオリジナルの楽曲が思った以上に少なく、メンバーが何名かで入れ替わりながら先輩たちの楽曲カバー中心に組まれています。

未だハロコンやTIFなど、ライブのステージでしか披露されていない新曲『ナインティーンの蜃気楼』は、オープニングにふさわしい軽快でポップな楽曲でした。可能なら、この楽曲でまたリリイべやって欲しいですよね。そして続く『17才』も、さらに先輩の楽曲カバーってことも、後輩ユニットとなる BEYOOOOONDS がデビューを控えた時期だからこそ、つばきファクトリーの原点って感じで、いろいろ響くライブとなりました(目から体液が漏れたことは秘密です)。

それにしても、“つばき が歌ってくれるベリキューのカバーが、すっごい泣ける問題”は、依然として大きな謎ですよね。ひょっとしたらハロプロの “黒歴史” ではないかとも思わないではないメロウクアッド(徳永千奈美・夏焼雅・矢島舞美・岡井千聖)の『エイヤサ!ブラザー』がカバーされたのは軽い衝撃でしたけども、どれを取り上げても、つばきファクトリーのカバーに、心の柔らかい部分が刺激されます。

とりわけ『マジ グッドチャンス サマー』や、『スキちゃん』なんて、オリジナルの楽曲そのものがイントロだけで響く曲なのに、その結成前から(研修生として先輩方に帯同していた頃から)インディーズを経て、その初々しい透明感にすっかり魅了されていた つばきファクトリーのメンバーがカバーしてくれると、ぶっちゃけ堪えられませんよね。声を大にして言いたいところです。まことに素晴らしかった、って。

そのように、ハロプロのある意味でのエッセンスの一つを色濃く継承している つばきファクトリーだからこそ(もちろん、どのユニットも、それぞれの濃淡はあっても、いろんなエッセンスを継承しているんだけども)諸先輩方のカバーが、いろんなところに響く次第ですが、そんな具合に響きまくった挙句に、その最後の最後に、満を持して『今夜だけ浮かれたかった』を持ってくるあたり、実に憎い構成だと思いませんか。こうやって、『17才』から先輩のカバーを連ねて、いろんな意味でのつばきファクトリーの原点に、ファンクラブツアーに集ったファンが想いを馳せたところで、鉄板中の鉄板であり、つばきを超えてハロプロ全体を見渡しても屈指の強力なオリジナル楽曲をブチ込んで来るあたり、つばきファクトリー、侮りがたしという感じがいたします(← ほんとは、もっと、まともな日本語にならないくらいの賛辞を連ねたい)。

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そのように、素晴らしいライブだった次第ですが、ライブ中、キャメリアソード(玩具のソード)をマイク片手に携えるシーンなどもあり、最後の最後に、これまでずっとRPG風の謎設定にノリ切っていなかった啓太さんが、ついに “子供の心を取り戻して” ドラゴンの魔法を解かなきゃ!とか言い出しますが、この段階で、メンバーたちは、すっかり当初の設定を捨てて “何言ってんの啓太さん?” 状態。

ステージを後にして、ひとりだけ “子供の心” の啓太さんが、チャリコハの村でインコを連れた魔法使いに会いに行くと叫んでいたことは、やっぱりお伝えしないわけにはいかないだろうなって。

そのように叫んで去っていった啓太さんへの感謝の気持ちはありつつ、いよいよ楽しかったファンクラブツアーも最終局面を迎えることになります。

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