矢島舞美、笑顔で泣きながら「過去も未来も無敵」だった Maimi’s squall vol.5

はじめに 笑顔のまんま泣いていた舞美ちゃん

矢島舞美さんが歌ってくれる『最高ミュージック』を聴けただけで、もう「最高」ですよね。この曲が℃-ute 楽曲の中でも個人的にトップ5に必ず食い込む大好きな楽曲ってだけでなく、この「最高」の楽曲を、舞美ちゃんが嬉しそうに楽しそうに歌ってくれるんですから。当時の振り付けのまんまに、足元のステップも軽やかに、舞美ちゃんが『最高ミュージック』を歌ってくれるんですから。「♪生きてるだけでも最高なんだ」とか、「♪僕らはこんな小さな時から いろんな形の愛に出会い…」とかって、ほんとに『最高ミュージック』は最高ですよね。
1公演めは微妙に「?」となる部分があったりしつつ、2公演めでは、明らかにまるっと歌詞を間違えちゃってましたけれども、歌い終わって自分が歌詞を間違えたことについて「けっこうグダグダでした」と、これまたニッコニコな笑顔で客席に語り掛けるのもまた、最高でしたよね。

歌い終わって…というなら、1公演めでは、ミニライブの最後を飾る『忘れたくない夏』を歌い終わって、舞美ちゃんはニッコニコなまんま泣いてましたね。ライブを終えて、皆さんと久しぶりに会えたイベントを終えて、お誕生日を皆さんにお祝いしてもらって、だから本当に嬉しくて、そんな気持ちのまんまにニッコニコな笑顔のまんま、舞美ちゃんは泣いていましたね。
本人も「あれえ?なんで私、涙が出てくるんだろう?」って言いながら。

当日イベントに参加していた、とあるファンの秀逸な推測では、楽曲にはそれぞれに特別な思い出が紐づけられていて、℃-ute が辛い時代に梅さん(梅田えりか)を送り出すタイミングで歌った楽曲だから、あの頃の想いが蘇ってくるのだろうとおっしゃいます。同時に、やはり、そうした来歴を踏まえて、2021年という今現在、ステージに立っていることの感慨もまた、無意識に去来しちゃったりした、そんな結果の涙でもあるんじゃないかなとは、わたくし、個人的に思います。

けれども、そんなファンの側の推測なんかどうでも良くて、ただ歌い終わってニッコニコな笑顔のまんま、静かに涙を流していた矢島舞美…ってのが、どれほど麗しく美しかったことか。

楽曲がらみのエピソードを続ければ、当日は29歳の誕生日ということもあって、「『私がオバサンになっても』をカバーしたときは、MCで “私がオバサンになっても、応援してくれますか” みたいなことを言ったよね。どうしよう、ほんとにオバサンになっちゃったよ!」と(やっぱりニッコニコな笑顔で)語る一幕もありまして、それから「それでも、こうしてみんな集まってくれるんだから、嬉しい」と(やっぱりニッコニコな笑顔で)続けます。

わたくし、21世紀に生きる常識ある大人として、近代的な啓蒙に基づく科学的合理主義の信奉者でありながら、”矢島舞美はガチの女神様だよん” とか言われても、まるっと信じて驚かない自信があります。

楽曲関連の話題が続いちゃったので、最初に1公演、2公演で共通だったミニライブのセトリを掲示したりして。

ミニライブ
01. (森高千里/矢島舞美)
02.四月宣言 (℃-ute)
03.最高ミュージック (℃-ute)
04.凜(RIN)  (℃-ute)
05.忘れたくない夏 (℃-ute)

あんまりにもニッコニコな笑顔が印象的だったから、こんな昔のレポなんか引用したい欲求に抗えなかったりして。

お誕生日当日の Maimi’s squall vol.5

はい、そんなわけで、2021年2月7日の日曜日、29歳を迎えるお誕生日当日に、元℃-ute リーダーにして現在のハロプロを形作った偉大なる先輩、矢島舞美さんのバースデーイベントが、東京は代々木の山野ホールで開催されました。

って、それに先立つ金曜日(2/5)には中島早貴さんのイベントがあって、続く土曜日(2/6)には、なっきぃ と舞美ちゃんの合同イベントがあって、この3日間は代々木で team ℃-ute 祭りとなっていたわけなんですが、石油王ならぬ零細な給与生活者たるわたくし、どうにも都合がつかず、血涙を流しながら金曜と土曜は身柄をお仕事に拉致られていた次第で、ようやく山野ホールに入れた日曜の嬉しかったことったら!

なんとか「開場/開演:13:30/14:30」と「開場/開演:16:30/17:30」の2公演とも参加できましたので、なっきぃ と しましま のイベントがレポ出来ないことについては、やはり血涙を流しながらも、舞美ちゃんのニッコニコなバースデーイベントについてご報告です。

オープニングは、”NiziU” をマネた “YaziU” ダンスを、上々軍団鈴木啓太さんと一緒に。口上も前説も、何もなく、いきなり登場してダンスしています。途中、啓太さんが上手側の袖に捌ける場面があって、舞美ちゃんがセンターに移動して、啓太さんが復帰したら、またスーーっと元の場位置に戻ったりして。舞美ちゃん、ダンスしながらの場位置移動は、さすがでした。

ってか、やっぱり矢島さんのダンス、見ていて脳内で画像として処理される前に、網膜が喜んでるよね。

やっぱり年齢が気になるオープニングトーク

ダンスを終えて、軽くオープニングトークを。

やっぱり29歳を迎えたってことで、それなりに年齢の話題に微妙に触れていくことになります。「ラスト20代 30代になったらもう怖いものがない」(1公演め)とか言ってる舞美ちゃんです。具体的にどうい意味なのか不明ながら、これ以上 “はっちゃけ” られたら、それはそれでファンとしては怖いと思ったり思わなかったり。

また「20代のうちに着れる服を着まくって、30代はそれなりに落ち着く」(2公演め)とか言っています。つまり煌びやかだったり派手だったり、若い女性をターゲットとしたようなデザインの洋服は、29歳の一年で着られるだけ着ておいて、30代に入ったら、落ち着いた服装で攻めるってことらしいんですが、冒頭で紹介した『私がオバサンになっても』の話題然り、昨年のMaimi’s squall vol.4 然り、けっこう “オバサン” ってあたりに敏感な矢島さんです。…って、30代の落ち着いた矢島さんは、それはそれで超美しいのではないかと思って、それも怖いかもしれませんね。

ただ、30代では落ち着くという舞美ちゃんに、啓太さんが「皆さん、セーラー服のやじ、見たいよね!」って山野ホールを煽っていたのは GJ だったかと。

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そんなオープニングを終えて、コーナー企画の詳細については次のページで。

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