経年変化が醸し出すBerryz楽曲の安心感、熊井友理奈カジュアルディナーショー 2021 ~Memories of Summer~

熊井友理奈カジュアルディナーショー 2021 ~Memories of Summer~

さて、活動停止中のBerryz工房 熊井友理奈 さんのカジュアルディナーショーが、原宿のミュージックレストラン La Donna にて、2021年の夏も、開催されました。今般は、8月9日の月曜(祝日)と、15日の日曜に、それぞれ昼公演、夜公演と、併せて4公演の開催です。
そのすべてに、FC会員限定グッズ付の座席で申し込んだもんだから、軽く一泊二日のバスツアー分くらいはお財布が軽くなりました。はっはっは。

2021年8月9日 (月) 昼公演 
受付12:20/食事13:00/ショー14:00
撮影日を間違えました

オープニングは『さぼり』。
熊井ちゃんのディナーショーに限らず、Berryz工房メンバーの(活動停止後の)イベントでの『さぼり』採用率の高さには、ちょっと驚いているところです。

一曲目を終えて、ご挨拶と乾杯のタイミング。
ご挨拶では、熊井ちゃんが何やらお話してる最中に、急に「今、光が入ってきた!」と叫びます。ステージの熊井ちゃんから見て(客席の私たちには見えない)La Donna の客席の天窓的なところから、急に明るい日差しが飛び込んできたようで、その光景に「感動した」とか言ってる熊井ちゃんです。私たちは、そんな熊井ちゃんに感動していたのは、言うまでもありませんね。

続いてオリジナルカクテルでの乾杯、今般はオリジナルカクテルの名前は紹介されなかったなと思いつつ、昨今のご時世から、ノンアルコールのカクテルのみ。

先日のファンクラブイベントで、ファンから寄せられたエピソードで、客席が発声禁止ってことに合わせてエアで「エンジョ~イ」ってやってることを指摘された熊井ちゃん、”ステージにいる私は声出して良いわけだから、私までエアで乾杯することはないんだよね” ってことを指摘されており、それを踏まえて、今回はちゃんと声を出します、と。
でも一人だけ声を出すのは、「やっぱり恥ずかしかった」って言って、この夜公演以降はエアに逆戻り。

開口一番「28歳になりました」という近況報告では、撮影日を間違えたエピソードを。
先だって SNS で熊井ちゃんファン(および関係者)の間で話題になっていたことですが、やっぱりディナーショーの現場で、みなさんに向かって吐き出しておきたかったんですって、熊井ちゃん。

撮影現場に到着してみると誰もいないので、あちこち電話してみて、結局、自分が撮影日を間違えてたってお話なんですけれど、朝早くから(確認のための)電話をあちこちにしたことで、逆に「えっ?撮影日って今日だったの?」と、スタッフさんたち全員を不安にさせたんだとか。その日は結局、せっかく朝から出てきたからと近くのカフェに入って軽く “朝活” をしたり、撮影現場の良い下見になったと思ったりと、びっくりするくらいポジティブな熊井ちゃんでした。

そんなポジティブぶりを発揮しながら、やはり “トークの締め” に迷った熊井ちゃん、強引に「ちょっと話変えようかね どうですかアラハタさん」とトークの向きを変えます。このところ、熊さんバンドのアラハタさんLeeさんに、強引に話を振っては喜んでいる熊井ちゃんの姿を目にすることが増えていたカジュアルディナーショーですが、最近は、アラハタさんたちに投げたボールを打ち返されることが多く、「そういう熊井ちゃんはどうなの?」的な返しが多くて、それを受け止め切れずに「えっ!?」とか言ってる熊井ちゃんが楽しい… ってのは言うまでもありませんね。

コラボしてるグッズや初披露となるトレンチコート(個人的には つばきファクトリー『低温火傷』の衣装に似てると思う)の紹介なども挟みつつ。

2021年8月9日 (月) 夜公演 
受付17:00/食事17:30/ショー18:30
平和の祭典 クマリンピック

夜公演の近況では「一昨日、クマリンピックやったんですけど」と8月7日に開催されたバースデーイベントのことに軽く触れながら、28歳になったことに話題を移していきます。曰く、「28歳になって、年上の友達からはこれからが楽しいって言われてます。三十路が楽しみ」なんだとか。

また、ディナーショー開催中の8月9日について「今日はじーちゃんの誕生日」と話題を変えます。熊井ちゃんのお爺ちゃんは、いまだに「ゆりちやん」と、小さい「ゃ」が打てないんだとか。尺八の師匠をしていて、自分の好きな道を全うしていることは尊敬しているとか、毎年、夏になると遊びに行っていたので、じーちゃんと言えば夏を思い出すとか、良い話をたくさんしてくれた熊井ちゃんですけど、やっぱり “トークの締め” に迷った熊井ちゃん、またもや強引に熊さんバンドのメンバーに「夏と言ったら?」と急角度で話を振ります。

ところが、ピアノのアラハタさんから 「いや、クマリンピックが頭から離れない」と返されまして、2日前に渋谷で開催したファンクラブイベントについて、どんなことをやったのか、そこで自分はどんな振る舞いをしたのか、そんなことを改めて自分の口で説明しなきゃいけない羽目に陥った熊井ちゃん、一生懸命、バンドの皆さんにファンクラブイベントの詳細を説明してる様子は、”あれはファンの方々との阿吽の呼吸で成り立っているものだから、こうやって言葉で伝えようと思っても難しいなあ” と思っていることも如実で、微妙に照れもあって、非常に見応えのある場面だったかと。

そんな熊井ちゃんの一生懸命な説明の様子も嬉しかったところですが、四苦八苦して、それなりの説明を終えたところで、アラハタさんから「まさに平和の祭典だね」という感想をもらって、熊井ちゃんがドヤ顔をする以上に、La Donna の客席に満腔からの賛同のテレパシーが(発声禁止だから)飛び交ったことは明記しなきゃいけないな、と。

最後に(冒頭でも述べた通り)『安心感』を歌ってくれて、ディナーショーは終了です。
やっぱり握手とポラロイド撮影がないのは寂しいですが、それを補って余りあるご挨拶をしてくれます。

冒頭で『さぼり』率の高さにも触れましたが、もしかすると読んでくれてる人の中には “熊井ちゃんは『安心感』率が高いよね” と思ってらっしゃる方もいるかもしれません。でも、Berryz工房が活動停止してから、しばらくの間、熊井ちゃんがこの曲を封印していたことはファンの間では有名です(解禁は2016年7月31日|そのときのレポはこちら

ご挨拶から『安心感』へと流れて、いろいろ不安な時代だけど、みんな安心してねって、そう熊井ちゃんが言ってるかのようでした。

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さて、日程替わって8月15日の様子は、ページを切り替えて。

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