その「育成と継承」に涙が止まらない Hello! Project 2022 Winter　～LOVE & PEACE～（セトリなし）

なぜか涙が止まらなかった初詣

改めて team LOVE のメンバーを掲示しておきますが、前述のとおり、グループの楽曲披露パートではチーム分けに関係なく、全メンバーが登壇してきます。終わりのご挨拶で譜久村さんが「メンバー全員でパフォーマンスできる機会は私たちにとっても貴重なものだ」と言ってくれたように。

そんなわけでお正月の初日に初詣といったつもりでお布施してくる予定だったんですけどね。

冒頭で述べたところを繰り返すなら、報告してる私個人にとって、仰ぎ見るような信仰の対象であるようなメンバーだったり、強く推していた一方で、年末の Year-End Party と併せて、その来歴に思いを馳せないではいられない愛するメンバーだったりは、もはやハロコンの舞台には登場しないので、むしろ心穏やかに年始恒例のお参りといった感じで中野に出向いた次第なんですが。

まあ、しかし、心穏やかなまんまじゃ済ませてくれなかったのが2022年のハロー！プロジェクトってところかと。

アンジュルム大器の予感　橋迫鈴

アンジュルムの橋迫鈴さんについては、あまりに線が細く、あまりに小さくて、あの強力な攻撃的ステージングに定評のあるアンジュルムに加入して、はたしてそのパフォーマンスに遅れずに追従できるかどうか、失礼ながらも不安に思っていました。どことなく本人も左右を見回しているようなところもあったし。それがもう２年以上前のこと（参考｜「アンジュルム新体制　ハロプロ研修生より新メンバー橋迫鈴が加入！」）。

何度か先輩を見送り、後輩も迎えて、そんな鈴ちゃんの様子が見違えるようだとは、何度か言及して来ました。

今般、ステージ上の鈴ちゃん、ものすごく目立ちます。文字通り、眼が離せない感じで。

いえね、わたくし、告白すると つばきファクトリーのファンだし、新沼希空ちゃんと浅倉樹々ちゃんと、そしてモーニングのパンダさん（15期 山﨑愛生）といったところを魂に刻印すべく中野ステージに臨んでいたんですけど、アンジュルム橋迫鈴さんに、視線を奪われます。鈴ちゃん、すばらしかった。

アンジュルムにあっては、川名凜ちゃん、為永幸音さん、松本わかなちゃんといったメンバーの成長に刮目しており、とりわけ為永さんの美形ながら迫力のパフォーマンスにも、川名凜ちゃんのバランスの良いステージングにも注目して来ました。ちなみに挿入すると、ほやほやの新メンバーである平山遊季さん、すでに十二分にアンジュルムのパフォーマンスに馴染んでいるようで、こちらも超注目なんですけどもね。さて、そんな新メンバーたちを迎えて先輩になった鈴ちゃん、どこか後輩たちとじゃれ合い、ふざけ合って、時に後輩たちから突っ込まれることを楽しんでいるような様子も伝えられ、お姉さんになって表情から変わったと、そう見ていたんですけどね。そんな具合に、後輩が出来て、いつのまにか自分の足でしっかりステージに屹立するようになる…　その経緯と機微の全体を、なかば感動的なプロセスとして見ていたんですけども…

いや、そんなどころじゃなかった。
橋迫鈴さん、あんなに小さい肢体なのに、パフォーマンスが間然とするところなく、場位置の移動ひとつとってすら、実にすばらしいステージを見せてくれます。後輩が入ったからお姉さんにならざるを得なくなった…　そんなレベルじゃないですね。これは、2022年以降の橋迫鈴さんのパフォーマンスには超刮目です。

後半戦のアンジュルム曲終わりに、スクリーンには、パフォーマンスを終え満足げな鈴ちゃんが、大アップで抜かれます。これがまた「まさに！」と声をあげそうなくらい、そのスイッチャーさんの慧眼に諸手を挙げて賛成したいくらい、橋迫鈴さん、とんでもない大器を予感させます。パフォーマンスを終えて、清々しく笑ってる橋迫さん、美しかったです。

生まれたての　松本わかな

上に、アンジュルムの新メンバーについて軽く触れました。為永さんも、平山さんも、上に述べたとおり、まことにこの先が楽しみになるポテンシャルを感じさせてくれるし、わたくし個人的には川名凛さんには大注目していたりするんですけど…。

いや、あんなに小さくてあんなに細くて、消えちゃいそうだった橋迫鈴ちゃんが明日の大器を感じさせつつあるように、一人だけ赤ちゃんが加入して来たのかと思われたほどの松本わかなさんが、LOVE公演のラストに客席を激震させます。

曲名は上掲通りネタバレ回避で秘密ですが、LOVE公演のラストは、team LOVE 全員曲ってことで、Juice=Juice のラインナップからとある楽曲が披露されます。その Juice=Juice 楽曲にあって、かつては（ハロプロ歴代にあっても屈指の歌唱を誇った）高木紗友希さんが担当していた大斉唱パートを、その声量までも凌駕しかねない勢いで、まるっと わかなちゃん が担当しています。一切危なげないどころか、一瞬、自分の眼を疑ったほど。

えっ？これ歌ってるの、わかなちゃんだよね？って。

…すばらしかった。
…だけでなく、そのわずかの期間に長足の成長を遂げる若いメンバーたちに驚かされたことに、改めて喜びを感じた次第です。

ってか、こりゃ2022年はアンジュルムのライブに通わないとマズくない？

明日？のJuice=Juiceを牽引する　工藤由愛、松永里愛

いえね、わたくし、告白すると つばきファクトリーのファンだし、山岸理子ちゃんと小野田紗栞さんと、そして美しいモーニングのリーダー（９期 譜久村聖）といったところを脳裏に刻んで2022年の激務に備えるべく中野ステージに臨んでいたんですけど、Juice=Juice の工藤さんと松永さんに気持ちを奪われます。

Juice=Juice の工藤由愛と松永里愛さんについては、新メンバー３人（有澤一華・入江里咲・江端妃咲）が成長してくるまでの時間で、おそらく Juice=Juice のファン層を大きく広げるだろうと思っていました。Juice=Juice のDVDマガジンなどでも松永さんの大物感には注目していたし、こんな記事にもあるように、どうして自分はずっと追跡していなかったのかと、過去の自分を詰りたいほど（参考「プロフェッショナルみいみ、自由な里愛、そして大人な樹々ちゃんの計算不能なシナジーが嬉しい『チーム「月」選抜トークイベント2021～松永里愛×浅倉樹々×岡村美波～』」）。

松永さんは、その全方面的な大物感だけでなく、卒業して行った金澤朋子さんに懐いてる感じが、どこか現リーダー植村あかりさんとも同じような雰囲気があったりもして、とても魅力的だというだけでなく、場合によっては段原瑠々さんや井上玲音さんすら凌駕しかねない、その歌唱力の力強さにも注目していました。

工藤さん、最近はすっかり “大慌てでドタバタ” するところもファンの前に晒すようになって、可愛さが染みてきていますよね。個人的には、先日の『ソロフェス２』で、自分が歌うステージ用にと準備していたタコのぬいぐるみを、登壇時間帯が同じだったから同じタイミングで控えていた他のグループの先輩たちに勝手に持っていかれていて、自分の登場前のタイミングで慌てて懸命に回収している姿が非常に愛らしかったものですが、Juice=Juice のパフォーマンスとしても、稲場愛香さんに匹敵しかねないほどの躍動感あるダンスに刮目で、その肢体のストロークの長い動きは実に見応えがあります。

そんな２人の関係性なんかも含め、さらなる新メンバーを募集しちゃってる Juice=Juice が未来に続いて行くにあたって、次世代 Juice=Juice の２TOP と見ていました。いずれ、植村さんが去り、中堅層としてグループを支えた稲場、段原、井上が次の道へと舵を切ったときに、有澤、入江、江端、そしてそれ以降の若きメンバーたちを率いてハローのステージに屹立しているのが、工藤、松永の２人だろうと。

でもね。
そんな、長閑にかまえている自分が恥ずかしいほど。
そんな、悠久なグループの流れの中で、工藤由愛さんと松永里愛さんのアイドル人生を、勝手に俯瞰しているのが申し訳ないほど。
それほど、工藤さんと松永さんのステージは凄まじかった。

松永さん、ってか、妖艶すぎますよね。まだ高校生ですよね？
それは Juice=Juice の衣装に身を包んだ肢体や造り込まれた表情が、ってだけではなく、朗々と発声する歌唱そのものが妖艶です。
工藤さん、ストロークの大きなダンスだけでなく、段差のあるステージ上での場位置移動それ自体が端正です。

将来の Juice=Juice を牽引する？
いや、すでに Juice=Juice の中核にあって、あきらかにパフォーマンスの中心です、工藤さんも松永さんも。
メンバー補充にあたって、アップフロントの慧眼に驚きを隠せないといったところです。

ってか、こりゃ2022年は Juice=Juice のライブに通わないとマズくない？

こんな様子では、新メンバーオーディションだって楽しみすぎるじゃないですか！

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おかしいな。
セトリを秘して、楽曲については沈黙を守ることで、きっと短く終わるはずだったのに、なぜか長引いちゃっていますが、ここらでもう一度ページを切り替えて。