ドSさゆみも顔を出し今年も変わらず喋り倒した 道重さゆみバースデーイベント2020~今年は前夜祭~

道重さゆみ 「変わらぬ私」の意味

2020年7月12日の日曜日、残念ながら日程被りの中野サンプラザでのハロコンを諦めて向ったのは、品川インターシティホール。”開場13:30/開演14:30″の1回目公演には落選、ようやく当選できたのは”開場17:00/開演18:00″の2回目の公演のみ。追って当日券の予約発売のアナウンスがありましたけど、当日券を申し込む電話は、まったく繋がらなかったのは予想通りといったところか。

何が?…って、元モーニング娘。の道重さゆみさんのバースデーイベントですよ、奥さん!

奇しくも2014年、道重さん最後のリリイベとなった ’14名義の『TIKI BUN』イベント会場の、品川駅をはさんで反対側、品川インターシティの駅から一番遠い端っこのインターシティホールにて、お誕生日の前日、2020年7月12日の日曜日、前夜祭として、道重さゆみさんの31歳をお祝いするイベントが開催されたのでした。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、イベントやライブなども自粛を余儀なくされたエンタメ業界です。道重さんも、2020年は、1月にコットンクラブでのオリジナル公演を順調に終えてからは、3月に予定していたファンクラブツアーも、4月に予定されていたオリジナル公演の追加公演も、すべて見送ることになりました。ですから、今般のバースデーイベントは、およそ半年ぶりに、道重さんがファンの前に姿を現す、ということになります。

可愛い自分が大好きで、ファンの皆さんが大好きで、大好きなファンの皆さんに可愛い自分を「かわいい~~!」って褒めてもらうのが大好きな道重さんですから、この余儀なくされた自粛期間を経ての、久しぶりのリアルな現実でのイベントは、さぞかし感慨深いものがあったのではないかとも思えます。かの伝説的なスピーチを残した道重さんでもあれば、オープニング的なところでは、そうした感慨に触れて、しっかりしたご挨拶があるかな?なんて思ったりもしたんですが…。

お喋りも、自分大好きも、ストイックも

結果から言うと、そういった慇懃とした式次第に乗っ取ったような、取って付けたようなご挨拶は一切なく、最初っから怒濤のお喋りが繰り出されます。まあ報告者(← わたくし)泣かせというか、メモなんか取り切れないくらいに、めちゃくちゃお喋りをし倒します。上述の一連の経緯に触れるところとしては、「みんなの前でずっとお話ししたかったんだけど、私、こんなに溜まってたなんて!」などと自ら自己言及するくらいで、その自己言及も納得ってくらいに、まあ、道重さん、喋ること、喋ること。

ただただ喋り倒すだけでなく、”ファンのみんなにお料理を振る舞うとしたら” という話題で、大好きだというセロリを使った料理を振る舞いたいと述べ、セロリが嫌いな人もいることに触れ、そうした人には「私が作った料理が食べられないのか」と詰め寄りたいと語り、ゲーム雑誌の企画による配信中のゲームについて語って、どうしても負けたくないとも語り、そういった文脈の中で、こう言います。「えっ?私だよ?」と。この道重さゆみだとわかって、その薦める料理を拒否しているのかとかの道重さゆみだと知ったうえで、ゲームに勝とうとするのかと。そんなドSな押し出しを隠さぬ道重さんです。

そんな風に「えっ?私だよ?」と言いながら、同時に、そう思うことの微妙な自己中心さもちゃんとわかっていて、ファンの皆さんが、そんなドSな道重さんこそ大好きであるという文脈をちゃんと踏まえていたりします。「んふふっ♪」と、イタズラっ子っぽく笑ったりして。

また怒濤のお喋りでは、4月から毎日連続してSNSに公開された、就寝前の道重さんが部屋着やパジャマで(メイクだったり、ヘアアレンジだったり、上半身だけで踊って見ただったり、お料理だったり)いろんなことをやっている姿をお届けしてくれる “おやさゆみん動画” についても触れられて、あれは公開されたもの以外に、いくつもの Take があって、それなりに厳選して編集して吟味して、皆さんにお見せできるものだけを投稿していたのだ、とも言います。お食事シーンを動画にする時も、いくつも食器を変えてチャレンジしてみたりしているそうで、私たちが目にすることができた動画には、NGのもの以外にも、いくつものバージョン違いがあるようです。

さすが、このあたりもストイックですよね。…って、こう記述するのは、大部分を削って構成しているからこそ、この分量にまとまっているのであって、実際の道重さんのお喋りを、そのまんま文字興ししたら、この何十倍もの分量になることは、お伝えしておかねば、と。

変わらぬ道重さゆみの意味

さて、31歳を向かえて、道重さんは、31歳だからどうだってわけじゃなく、そのままの変わらぬ自分で、自分が楽しめることを続けて行ければ良いなと、そう抱負を述べます。ちゃんと客席にむかって、「これからも宜しくお願いします」と付け加えることも忘れずに。

そう、怒濤の(メモ泣かせの)お喋りも、自分大好きドSなさゆみんも、ストイックなこだわり娘であることも、それらの一切は、そんな道重さんをこそファンが愛していると知った上でのこと。なんだか、道重さんが、こう言っているようです。

みんな、こんな私が好きなんでしょ?わかってるよ。まだまだ、みんなが好きなさゆみで居てあげるから、安心してね …って

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さて、なんだか大事なことは最初に述べてしまったような気がしますが、実際のイベントの詳細は、次のページから。

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