オープニングアクト みなさんお久しぶりです 小片リサ
オープニングアクトは、元つばきファクトリーから、いろいろあって M-line に移籍した小片リサさん。
個人的なことで恐縮ですが、リアルの小片さんとお会いできるのは、2020年夏の としまえん での炎天下リリイベとコットンクラブで開催された折り紙のサイン会以来となるので、およそ10ヶ月ぶりです。これだけですでに、昂る気持ちから泣きそうなわけですが。
昼公演と夜公演、それぞれ「14:30」と「18:00」の開演ですけど、その定刻より20分前後前の時間にオープニングアクトが行われます。これまでも、いろんなライブでオープニングアクトってあったんですけど(Lovelys とか、研修生とか、上々軍団とか)それらは、シレっと始まって、オープニングアクトを担当する当事者がいつのまにか登壇してるって形だったかと思うんですけど、この中野の M-line ライブでは「これより小片リサによるオープニングアクトが始まります」ってアナウンスが入ります。
登場してきた小片さんは、白い衣装のホットパンツ?に黒のロングブーツ。いつもどおり、文字列では表現できませんが、小片さん、非常に美しかったです。長く伸びた髪を肩から胸元へと降ろしていて、なんだか、その分だけお顔がまあるくて可愛いのが際立つ感じで。
お久しぶりのご挨拶と、これから披露する曲について、パフォーマンス前の簡単な口上をご自身で述べます。披露してくれた楽曲は、前掲のセトリのとおりですが、昼公演では、いずれも YouTube で公開していた2曲(『Far away』、『真夜中のドア〜stay with me』)ですが、夜公演では、『真夜中のドア〜stay with me』はそのままですが、これにアコースティックアレンジを加えた つばきファクトリーオリジナルの『低温火傷』の2曲を披露してくれます。
昼公演 OA1.『Far away』 | 小片リサ OA2.『真夜中のドア〜stay with me』 | 小片リサ 夜公演 OA1.『低温火傷』 アコースティックアレンジ | 小片リサ OA2.『真夜中のドア〜stay with me』 | 小片リサ |
昼公演の口上では、これから披露する楽曲が YouTube で公開されてることを述べた小片さんですが、夜公演では、そのまんま昼公演と同じように話し続けちゃって、途中で「あ、間違えました。もう一回やって良いですか?」って、テヘペロな感じでやり直していたのが、非常に可愛かったです。加えて、『真夜中のドア〜stay with me』には、ちゃんとダンスも振り付けてあって、そのパフォーマンスも披露してくれたのは嬉しかった。
「ハロプロを背負って来ました」譜久村聖
そしてライブ本編にて、いきなり無双を繰り広げたのが、ゲストで参加したモーニング娘。’21 リーダーの譜久村聖さん。
フクちゃんが参加した楽曲は下記のとおりです。
昼公演 03.『恋はひっぱりだこ』(Berryz工房)|夏焼雅、譜久村聖 04.『The 摩天楼ショー』(モーニング娘。)|田中れいな、譜久村聖 05.『好きだな君が』|道重さゆみ、譜久村聖 06.『セクシーキャットの演説』(モーニング娘。)|道重さゆみ、田中れいな、譜久村聖 07.『エキストラ』(KAN)|譜久村聖 19.『ワクテカ Take a chance 』(モーニング娘。)|正規出演メンバー全員+譜久村聖 20.『シャボン玉』(モーニング娘。)|正規出演メンバー全員+譜久村聖+高橋愛 夜公演 03.『ズキュンLOVE』(ミニモニ。)|宮本佳林、譜久村聖 04.『The 摩天楼ショー』(モーニング娘。)|田中れいな、譜久村聖 05.『好きだな君が』|道重さゆみ、譜久村聖 06.『セクシーキャットの演説』(モーニング娘。)|道重さゆみ、田中れいな、譜久村聖 07.『エキストラ』(KAN)|譜久村聖 19.『ワクテカ Take a chance 』(モーニング娘。)|正規出演メンバー全員+譜久村聖 20.『シャボン玉』(モーニング娘。)|正規出演メンバー全員+譜久村聖+高橋愛 |
このうち、KANさんの楽曲をカバーしたものが配信されるという『エキストラ』ですが、これが実に切ない楽曲で、フクちゃん、ほとんどステージ中央で直立不動で、切々と歌い上げるもんだから、かなり響く楽曲となりました。って、譜久村さんの愛らしい声色で「♪好きです」とか歌われたら、そりゃ揺れますよね。
譜久村聖(モーニング娘。’21)「エキストラ」が配信スタート! |
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iTunes Storeは6/21から、レコチョク・moraは 6/28 から配信開始予定です。
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主役級の登場人物でなかったとしても、それでも私はあなたを愛している。
この『エキストラ』の全体に通じているモチーフが、どちらかといえばステージ全体のバランスをずっと支えてきた譜久村さんのスタンスに重なると言えば、譜久村さんをこそ愛するファンに叱られるでしょうか? なんだか、あの「降りといで」にビックリして泣いていた小さな子が、その後、リーダーとして、それぞれの経緯でモーニング娘。に選ばれてくる後輩たちを迎え入れている姿に重なって、『エキストラ』は、とっても譜久村さんにピッタリなように思えます。
昼公演のMCでは、田中れいなさんとの絡みが少なかったことに関連して、6期が現役だった時代には、他のメンバーたちのように6期の先輩に甘えに行けない自分が好きじゃなかったと言う譜久村さんです。それを受けて「てっきり嫌われとうと思うちょったと」と応じる田中さんですけども、そんな “ぶっちゃけ話” だって出来るようになった譜久村さんです。
そんなフクちゃんは、昼公演では、夏焼雅さんと一緒に『恋はひっぱりだこ』を、夜公演では、宮本佳林ちゃんと一緒に『ズキュンLOVE』に歌います。それらを受けてか、昼公演の終わりのご挨拶では、6期の2人や雅ちゃんを指して「だって本物が」とか言って、ヲタ心を炸裂させる一方、夜公演では佳林ちゃんとのエッグ時代からの来歴にも触れます。もう、これだけで話題多すぎなんですが。
そして上掲のセトリにあるように、『セクシーキャットの演説』においては道重さん、田中さんを先導してセンターをつとめ、全員曲の『シャボン玉』でも、しっかり道重さん、田中さん、そしてシークレットのゲストだった愛ちゃんに追従します。そして夜のご挨拶で述べたところでは、すでに述べた通り「現役のハロプロを背負って来た」と言うんですよ、譜久村さん。もちろん「ここで勉強したことを(現役のハロプロに)持って帰る」といったようなことも続けたわけですが、まさに、この一連の参加楽曲は、譜久村聖個人の魅力から、ファンだったころからの自分の来歴だけでなく、先輩の時代から今現在の自分たちの時代まで、ステージを支えていることの自負に溢れる、譜久村無双とも言うべき場面の連続でした。
フクちゃん、素晴らしかった。
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上でフクちゃんに「てっきり嫌われとうと思うちょったと」と応じた田中さんに触れましたが、今般のステージで光ったのは、田中れいなさんのMCでした。
と、その辺りについては、ページを切り替えて。
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