アンジュルム 46憶年だけで戦える
先々へのポテンシャルの奥深さを感じさせた Juice=Juice の一方、アンジュルムは(直近でメンバーの入れ替えがあったにも関わらず)圧倒的に安定して強いです。
と言いますか、あの『46億年LOVE』が強すぎるんですよね。
この一曲だけで、アンジュルムはどことでも戦えます。ハロプロ内の別グループだけでなく、ハロプロの外とだって、この『46億年LOVE』があれば戦えます。それほど強い。ちょっと他のグループが可哀想なくらい、アンジュルムの『46億年LOVE』は強いです。イントロだけで、こちらの内心も燃え上がるほど。
アンジュルムは、セットリストの緩急とか構成とか気にしなくて好いくらい、これ一発放てばそれで勝負がつくっていう、ウルトラマンのスペシウム光線かライダーキックか、あるいは波動砲かってくらいの、強すぎる “この一曲” を持っています。もちろん『46億年LOVE』がその筆頭ですけども、『大器晩成』も、『タデ食う虫もLike it!』も、『Uraha=Lover』も、小技を一切必要としない、その一発だけで全部をかっさらってしまう超強力な楽曲を複数保有してるわけですから、卑怯ですよね、マジで。
そんな強いアンジュルムにあって、歴のさほど深くないメンバーたちが、そうした超強力な楽曲を放つ土台として、しっかりステージに貢献しているのがアンジュルムの恐るべきところ。橋迫鈴ちゃん、後輩が出来て顔立ちから変わったことは多くのファンが見て取っているところです。
松本わかなちゃん、あんだけ細くて小っちゃいのに、しっかり腰をグラインドさせて、立派にアンジュルムです。為永幸音さん、美形であるからこそ、パフォーマンス時の迫力が違います。しかるに、ここで特筆したいのは川名凜さん。
わたくし、個人的に思うに、全体的な肢体のバランスが非常に優れていて、川名さん、なんと12年の時を経て、かつてのモーニング娘。の亀井絵里さんの衣鉢を継ぐことになるのではないかと。コンパクトながらバランスよく、その肢体運用は見惚れます。Juice 工藤さんが、動きのストロークが大きいところで眼を惹くとするなら、アンジュ川名凜さん、その綺麗にまとまったバランスで魅せます。
そして昨日(12.30)加入が公表された平山遊季さん、すでに余裕でそんな強いアンジュルムの一翼で、これには驚きます。アンジュルム、2022年も、ますます安泰な模様です。
モーニング娘。’22から’23 にかけてはパンダさんにこそ注目!
そんな強力すぎるほど強力な『46億年LOVE』に続けてイントロが響いてきて、しかし『46億年LOVE』の強力さに負けないのが驚きなのは、モーニング娘。の『Teenage Solution』です。この流れは素晴らしかった。
そして楽曲の力強さにも増して、眼を奪われたのが、15期メンバーの山﨑愛生ちゃん。いや、パンダさんについては、これまでずっと “可愛い、可愛い” とばかり思ってきた次第ですが、今般(というか、先日の武道館近辺から)メイちゃん、めっちゃ美人ではありませんか。スクリーンに抜かれる “ニコっとした微笑み” にも程があるだろうってくらいのニコッとした笑顔が、美人さんで驚きます。
今のモーニング娘。って美しいんですよね。
リーダー譜久村聖さんの端正なパフォーマンスから、円熟味を増してきている生田衣梨奈さん、石田亜佑美さん、小田さくらさんがしっかりとパフォーマンスを支え、加賀楓さんの磨き抜かれたダンスパフォーマンスに、どうしたって見つめ続けてしまうくらいステージ上で目立ちすぎる牧野真莉愛さんから、バランスよくグループの動きを底支えする野中美希さんや横山玲奈さん。あんなに愛らしかったのに横顔の美しさではハロプロ屈指の森戸知沙希さんも。さらにはビジュアルの洗練度を隠さなくなった羽賀朱音さんから、ハロプロを代表するビジュアルとしてグラビアに打って出ている北川莉央さんに、背も大きくなって牧野さんに匹敵するほどステージ上で目立つ岡村ほまれさんと、”美しさ” に事欠かぬモーニングです。
述べたように、ルックスの美しさだけでなく、パフォーマンスとなったときにステージ上でのバランスが実に均整がとれていて美しいことこそ特筆したいんですけども、そこに、山﨑パンダさん愛生さんが、こんなに美人さんになっちゃって、それこそバランスを崩しそうなほど。
まずいですよ、本気で2022年はお財布が軽くなりそうで。
明日のハロプロを牽引する多士済々
こんなことを延々述べていては終わらないですね。
見事にハローの中野のステージに復帰を果たした小片リサさんと、やっぱり楽し過ぎた Berryz工房から書き起こしてきた2021年の年末のハローのライブレポ、気が付いたら、昨日までとは見違えた OCHA NORMA に、つばきファクトリーの福田真琳ちゃん、Juice=Juice の工藤由愛さんにアンジュルム川名凛ちゃんから、モーニングのパンダさん山﨑愛生ちゃんまで、明日のハロプロを牽引するであろう新たなポテンシャルに注目することになりました。
だけではありません。
- つばきファクトリー『表面張力〜Surface Tension〜』での小野瑞歩さんの歌い出しの大迫力に刮目したことも
- 研修生の『色とりどり伸びよ!!』に接して、松原ユリヤさんが大きくなったことに驚愕したことも
- OCHA NORMA の『デート前夜狂想曲』で、米村姫良々さんがお姉さんになっていたことに驚き、北原ももさんが美人さんになるであろう萌芽を感じさせていたことも
- BEYOOOOONDS にあって『フレフレ・エブリデイ』の平井美葉さんの低音に眼を見張り、『Now Now Ningen』の里吉うたのさんの足技の冴えに魅入らせられたことも
- ってか西田汐里さん安定の可愛らしさで揺るぎないことも
- つばき『今夜だけ浮かれたかった』の、岸本ゆめの → 浅倉樹々 → 小野瑞歩 → 小野田紗栞という4人が連続する大斉唱のバックで他のメンバーがきっちり泳ぐようなダンスを決めているところも
素晴らしい場面ばかり、明日を期待できるメンバーばかりすぎて、どうにも記事を締められそうにないんですが、一点だけ最後に。
上にアンジュルムの『46億年LOVE』が強力すぎて、セトリの緩急も構成も全部吹っ飛ばして、その一曲だけで戦えると、そう述べましたが。
つばきファクトリーが、今般のプレミアム公演を締め括る際に見せた『今夜だけ浮かれたかった』からの『マサユメ』の流れは、初めての単独武道館公演でのセトリを踏襲していることは言うまでもなく、その流れによって『46億年LOVE』に匹敵しかねない盛り上がりを見せてくれました。
そう、『今夜だけ浮かれたかった』も、『マサユメ』も、単発で、かなり戦える強力な楽曲です。しかし、わたくし個人的な見方かもわかりませんが、それでも、一曲ごとのパワーとして見た場合、アンジュルムの『46億年LOVE』には、やはり敵わないかと思います。しかし、それが、思い出補正を積極的に利用しに行くような形で組み合わせとして(つまり、あの武道館を想起させる『今夜だけ浮かれたかった』からの『マサユメ』という流れで)提示されると、アンジュ46億年に匹敵し得るパワーを持ちます。
この、個々にそれなりに強力な楽曲というのは、それぞれの(OCHA NORMAを除く)グループ毎に何曲かは保有しているわけですから、これから先、それらが、どのような組み合わせと、どのような流れの中で放たれるか、それがまた楽しみになりました。
いや、多士済々な明日のハロプロを担う才能だけでなく、いよいよそれぞれに円熟味を増してきた既存ユニットの相克も含め、どうやらますます2022年のハロプロが楽しみになって来たようです。
こりゃ、財布も軽くなるわ!
Hello! Project Year-End Party 2021 ~GOOD BYE & HELLO ! ~ 2021.12.31 12:30~ つばきファクトリー Premium |
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———–<つばきファクトリー>———– 01.『ガラクタDIAMOND』 樹々ちゃんと真琳ちゃんがっ! 02.『表面張力〜Surface Tension〜』 小野瑞歩さんの歌い出しがっ! 03.『恋のUFOキャッチャー』 ———–<MC 宮崎由加 ご挨拶>———– ———–<ハロプロ研修生>———– 04.『色とりどり伸びよ!!』 松原さん大きくなったなあ! ———–<OCHA NORMA 新メンはご挨拶のみ>———– 05.『デート前夜狂想曲』 ———–<BEYOOOOONDS>———– 06.『Now Now Ningen』 07.『フレフレ・エブリデイ』 平井さんの低音! ———–<Juice=Juice>———– 08.『プラトニック・プラネット』 松永、工藤の円熟味! 09.『Future Smile』 有澤さんバイオリン ———–<MC 宮崎由加 ゲストコーナーです♪>———– 10.『世の中薔薇色』(Berryz工房)須藤、夏焼、熊井 11.『真夜中のドア~stay with me』(小片リサ)小片 来年の抱負と、30歳を迎えることでひと騒ぎするBerryz工房の方々 私はまだだからとMC宮崎さんと同盟を組んで雅ちゃん茉麻と対峙する熊井ちゃん ———–<アンジュルム>———– 12.『はっきりしようぜ』 13.『46億年LOVE』 き、強力すぎる… ———–<モーニング娘。’21>———– 14.『Teenage Solution』 パンダさんが美人さんに! 15.『このまま!』 ———–<MC 宮崎由加 続いては!>———– ———–<つばきファクトリー>———– 16.『約束・連絡・記念日』 17.『今夜だけ浮かれたかった』 18.『マサユメ』 こ、この並びはっ! 新沼希空、サブリーダーに 19.『涙のヒロイン降板劇』 |
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