意図せぬ「ハロプロらしさ」を示しながら、不本意だった2020年を締め括るHello!Project Year-End Party 2020 第二部

はじめに 正直、足が重かったけれど

今年も恒例のハロプロカウントダウン… とは言いつつ、コロナ禍の影響で、今年は年越しのライブではなく簡易版ハロコンのような形の3部構成でお送りされることになるとは、申し込みの段階でお知らせされてました。コロナ禍ってことなら、会場の入場制限もあって当選確率がめっちゃ悪化した2020年の傾向に漏れず、当選したのは第二部だけ。さらにコロナ禍の影響ってことを続ければ、きっとステージも簡易でスクリーンも設置されないだろうから、遠い座席だったら、ほとんどステージが見えないよなあ… とか思っていたりして。

お届けされたチケットは予想通り遠い席次で、開演前に一応グッズ販売はあったけれど、楽しみにしていた最新のDVDマガジンは販売されておらず。さらには、個人的に歴代でも屈指の推しメンが年末にとても辛いことになってしまって

なんだか、正直なところ「あ~~あ(ため息)」って感じで中野サンプラザに向ったのでした。

ぶっちゃけ、2020年にリリースされた楽曲も少なければ、昨今の状況では客席降臨はおろか満足なステージも組めないだろうから、そもそもハロメン全員がステージにどうやって登壇するんだ?ってところから疑問だっだりして、自分のヲタ歴の中でも珍しいくらい、今回は中野に向う足取りが重たかったのでした。

というわけで、まずは過去のカウコンのレポのリストなどを。

それでもやっぱり素晴らしかったハローのステージ

スクリーンもなく、遠い席からは見えなくて、簡易版ハロコン的な構成だとはいえ、久しぶりにちゃんとフォーメーションを組んだグループ毎のパフォーマンスを披露してくれるとなると、それでもやっぱり、嬉しかったし、楽しかったし、さすがハロプロと思うのでした。もう、すっかり洗脳されてる感じで申し訳ない。

昨年の つばきファクトリーのクリスマスイベントについて、たいへんもったいないという趣旨のことを投稿しましたけれども、このコロナ禍に見舞われたことで、もったいないのはハロプロそのものであったかと。みんな、ほんとに可愛く綺麗になっているし、久しぶりのパフォーマンスも嬉しげなだけでなく、実に見事だったし、しっかりと設えられた本格的なステージで、存分にその本域の力量を示したかっただろうにと思えば、一番に悔しいのは、いろんなものを積み重ねてきたメンバーと、それを支えてきたスタッフなのかも知れませんね。実にもったいない。その意味で、本気でコロナ禍が恨めしいところです。

ほんとうに素晴らしいステージでした。
あるいは、いろんな制約があるからこそ、本来のステージを脳裏に描いていたからこそ個人的に幻視しちゃったという意味での「素晴らしさ」が混じっているのかもしれません。まず最初に、そんな “もしかしたら自分の主観が歪んでいるのかも” とも思える点を先にさらけ出しちゃいます。

ライブがスタートして、ああ、やっぱりハロプロのライブは素晴らしいな、一刻も早く全力でライブができる日々が戻ってくると良いな… 的なことを想いながらステージを見ていて、中盤のシャッフルコーナーでいきなり泣かされた報告者です。

恒例のシャッフルコーナー、自分が参加できた第二部のものに、アンジュルムから『ナミダイロノケツイ』が含まれていましてね(セトリは後述)。そして、その『ナミダイロノケツイ』を歌ってくれるシャッフルメンバーに、つばきファクトリーから、山岸理子ちゃん、浅倉樹々ちゃん、小野瑞歩さん、秋山眞緒さんの4名が。

これは、どうしたって「泣かない そう決めたね またみんなで笑えるまで/一緒に育てたこの場所は 必ずね 守っていくよ」という歌詞が、秋以降、メンバーだった小片リサさんを襲った不幸な出来事から、非常に残念な結果に至った経緯を歌っているようにしか思えませんよね(とりわけ私にとって)。そのうえ、ラストのラスト、「この場所で 待っているから」というパートの歌割りは、秋山まおぴんのソロだったりして。

そんなもん、いろいろ想起するなって方が無理です。ってか、セトリだったり演出だったりを担当するスタッフも意図的だったんじゃないかとすら。
若干、記事の趣旨がブレることを理解した上で、あえて。

わたしも、ちゃんと「この場所で 待っているから」との想いを新たにして中野から帰ってきました。

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さて、思わず余計な想いまで吐露してしまったことは忘れて、報告者が参加できた限りでの年末の中野のライブの模様はページを切り替えて。

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