『ソロフェス2』が魅せるハロプロの神髄、51人による51通りの本気を全レビュー!

41  岡村ほまれ(モーニング娘。’21)
   カントリー・ガールズ『小生意気ガール

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間奏のあざとさに注目してください♡
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前回のソロフェスでは スマイレージ の『ぁまのじゃく

岡村ほまれさん、細くてヒョロッとした印象だったのに、すっかり長身でスタイルが良く成長しています。
やっぱり、それぞれ推しのグループってあるし、ファンによっては M-line へ流れてるし、研修生専任の方々もいるし、ひなフェスやハロコンなんかの現場でも、基本は自分の推しに神経を集中するから、こういった企画があってこそ、いろんなメンバーの魅力を再確認できるってわけで、(自分がちょっと視線を外していた間の)目まぐるしい成長に愕然とする次第です。

事前コメントで言及していた「間奏のあざとさ」は、間奏で手にしたクレープのクリームを鼻の頭につけて、そのまんま間奏明けからアウトロまで歌い切るところ。って、間奏以降どころか、最初っから、ずっと “あざとかった” し、”可愛かった” ように思うけどね。はっはっは。パフォーマンス後の舞美ちゃんとのトークでは、この “あざかわ演出” は、お母さんが考えてくれたんだとか。

つばきファクトリー 新沼希空ちゃんの「あいうえおきそらん」も、希空ママが考えたものだとの証言もあり(参考|希空ちゃんの千夜一夜イベントのレポ)、現在のメンバーたちの年齢を思案するに、もはや、メンバーのママたちすら可愛いと思える始末(← いよいよ病が重くなっています)

42  平井美葉(BEYOOOOONDS)
   アンジュルム『もう一歩

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今の自分に 必要な言葉がつまっている曲
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前回のソロフェスでは こぶしファクトリー の『Come With Me

前回に引き続きオリジナルダンスで挑む平井さん、里吉さんと同じようにダンスしながら歌詞も最初から最後まで歌い切りつつ、はっきりとそのことに言及して、「歌とダンスの両立」を目指したと言います。って、平井さんのダンス、去年より激しくない

このダンスの模様を文字列で表現することは私の能力を超えており、きっと今後発売されることになるであろう映像化商品を是非ともご参照いただくとして、これが自作のオリジナルダンスだって、まことに驚きです。

平井さんと言えば、オーディションに参加する前の写真が、かなりイケイケな印象で、オーディションに合格して髪を切って、ずいぶん幼い感じにクラスチェンジしたことも知られてますけど、最近(とりわけ今般のオリジナルダンスをやり切ってのドヤな場面で)以前のイケイケな雰囲気が蘇りつつあるのではないかと思いませんか。

そういうこともあって、BEYOOOOONDS にあっては、コミカルなおふざけ路線だけでなく、メンバーたちの熟成が良い感じに進んでいるうちに、スタイリッシュでカッコ良い楽曲リリースが待望されます(by 私)。

43  新沼希空(つばきファクトリー)
   タンポポ#『アンブレラ

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大好きな先輩のことを
考えながらうたいます!!
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前回のソロフェスでは スマイレージ の『有頂天LOVE

まあ、言うまでもなく事前コメントの「大好きな先輩のこと」ってのは、モーニング娘。の石田さんのことなわけですけども。

意気込みの「ヒソヒソカメラ」に向かっての「こんにちは~~」の言い方が可愛くて、なんだか、いつもビックリしてるような表情も可愛くて、”ちびきそ” ってことで、SNS に幼いころの希空ちゃんの動画を時々アップしてくれるからか、幼い「ちびきそ」の面影が濃厚な上に、話し方や目線の動きが、もう就学前の幼児にしか見えない病気にかかっております。…困った。

前回、ファンが現場に持ち込む団扇を模して「希空」団扇を自作してきた希空ちゃん、今回は “推し傘” ってことで、透明ビニール傘に、「投票してね」の文字から、石田さん愛アピールの文字まで、手作り感満載のギミック持ち込みでお送りしてます。

そうしたギミックや演出に目を取られがちではありますが、ずっと見てきたファンには(とか言って、わたくしが希空ちゃんの存在に気付いたのは、2014年春のモーニング帯同時、道重さんと石田さんに挟まれて椀子そば食べて泣いてた時なので、ずっと研修生に専心していた皆様に比べたらニワカな新参なんですが)希空ちゃんの歌が着実に向上してることが如実で、弾むような歌い方も可愛く愛らしい声質とも相まって、非常に耳にも心にも快感であったことは伝えておきたいなと。

というわけで、希空ちゃんが今回のソロフェスのステージに持ち込んだ演出ですけど、舞美ちゃん曰く「流行るかも、推し傘」とのことでした。

44  段原瑠々(Juice=Juice)
   Buono!『Independent Girl~独立女子であるために

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自分が持っているもので
最大限かっこつけられたら
いいなと思います!笑
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前回のソロフェスでは ℃-ute の『Love Take It AII

ストレートにストンと降ろしていた髪型のせいか、昨年に続いて、段原さんが時々鈴木愛理さんに見える瞬間があってビビります。って、事後のトーク部分で、舞美ちゃんも「愛理に似てる」って言ってるし、間近でずっと鈴木愛理さんを見てきた舞美ちゃんの眼にもそう写るなら、やっぱりパフォーマンス中の段原さんが愛理さんに似てるってことは、もう確定ってことで。

いやスラっとしながら中庸なスタイルも、中庸でいて足が長いことも、その足で前蹴りを放つ際の伸びやなスナップ具合も、確かに愛理さんに似てます。

そして、それと同時に、歌い方は決して愛理さんを模倣してるわけではなく、あくまで段原さんとしての歌唱だったり。(…ってところから見れば、ダンスも身体の使い方も、愛理さんに似ていながら、ちゃんと段原さん独特の動きだったりするんだろうけど、そこは私の眼では弁別できなかったりして)

前回は「自分で気に入らない部分があって悔しかった」と言う段原さん、特にはっきりと “今年は思った通りにできた会心の出来です” みたいなことは発言こそしてないんだけど、今回は?っていう舞美ちゃんの問いかけに、思いっきりニコ~~~って笑顔を見せて、それが回答になっていますよね。
やっぱハロプロって、凄いなって思います。

45  小林萌花(BEYOOOOONDS)
   真野恵里菜『マノピアノ

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昨年より印象に残る
パフォーマンスができるように
がんばります!!!
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前回のソロフェスでは 真野恵里菜 の『はじめての経験

時折インサートされるバックステージ映像で、先に本番に向かう平井さんが通りかがりに(練習していた)小林さんへ「いってくるね!」って何度も声をかけてるのに、練習に夢中で返事しないのも面白かったし、ようやく平井さんが自分に話しかけてることに気づいて、「あれっ!もう行くの?」とか応じてるのも(そりゃ順番がきたら行くでしょ、って意味で)面白かったですね、小林萌花さん。

そんな同期との思わぬ自然な応対も見せてくれた小林さん、ピアノの弾き語りで挑みますが、さすが、弾き語りでも手元は見ないあたりが本物感充溢ってところです。

そんな弾き語りながら、ちゃんと目線がカメラに向いてたり、ときおり静かな微笑みを見せてくれたり、やっぱり引き付けられます。パフォーマンス後の舞美ちゃんとのトークでは、セレクトした楽曲のキーが高めなことに触れて、舞美ちゃんは “真野ちゃん泣きながら練習してたこと” を思い出して語ってくれるし、小林さんは、前回も真野ちゃんの楽曲を歌ったことから、ちゃんと真野ちゃんから反応があったことをお知らせしてくれます。
やっぱハロプロって、凄いなって思います。

46  為永幸音(アンジュルム)
   こぶしファクトリー『This is 運命 (こぶし2016Ver.)

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いつもとは全然ちがう私が
出てくるかも!?
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今回のソロフェス2より参戦

オープニングからの細かくリズムを刻むところ、ほんまにバネ仕掛けの人形みたいで、ちょっと驚いたことをお知らせです。こぶしバージョンってことですけど、なんか為永さんが作ってる表情が、どこかメロン記念日の姐さんたちのようでもあり、改めてアンジュルムの若き3人に驚いた次第。

そうであって見れば、同じ眼でセレクトされてるわけだから、これからの新グループも、Juice=Juice の新人さんも、つばきファクトリーの新人さんも、この先が楽しみですよね。

それにしても経験の浅い新人とは思えぬパフォーマンスで(って研修生歴はけっこう長いけれども)、しっかり原曲の迫力を再現しています。実は、部分的に「おやっ?」と思うような個所もないわけではなかったんですけど(例えば「3、2、1、カモン!」といったコール部分など)、そういう部分に違和感を感じ、若干迫力が足りないかな?とか思えること自体が、全体としての楽曲を、しっかりとパフォーマンスしていることの(全体の迫力が充溢してるからこそ、部分的に迫力不足な個所が際立つって意味での)証左でもあったりして。

47  羽賀朱音(モーニング娘。’21)
   つばきファクトリー『抱きしめられてみたい

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切なく儚く頑張ります!!
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前回のソロフェスでは スマイレージ の『嗚呼すすきの

セレクトした楽曲のモノマネが元々得意だったとかで(そのことも伝えていたようなことを話していますが、誰に伝えていたのかは明言せず)事前の「ヒソヒソカメラ」に向かっても、ちゃんとパフォーマンスするんだからね、モノマネじゃないよ!って念を押しています羽賀さん。…誰に言ってたんだろうね、羽賀ちゃん

ええ、そんな羽賀ちゃんがセレクトするのは、つばきファクトリーの楽曲です。しかも『抱きしめられてみたい』ってわけです。

事前のコメントでも「切なく儚く」とか言ってるし、さらには事後の舞美ちゃんとのトークで、つばき楽曲は「季節で喩えると冬」みたいなことを言うし、羽賀ちゃんが誰かに向けていろいろやってるのは明らかなようで、もう、そのことばかりに囚われてしまってました。申し訳ない。

元々整っていた顔立ちですけど、少しだけ年齢を重ねて、美しく成長しつつあるようです。誰に向けてのパフォーマンスだったのかは定かじゃないけれど、その誰かも新しい活動が順調に滑り出しているみたいだから、またどこかで一緒のステージに立てると良いね、羽賀ちゃん!

48  秋山眞緒(つばきファクトリー)
   アンジュルム『七転び八起き

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楽しんでパフォーマンスしたい!!!
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前回のソロフェスでは ℃-ute の『Midnight Temptation

ずーっとデコ出しだった秋山さんが最近になって(後輩が出来てお姉さんになって)前髪を造ったことは界隈の話題になっていましたが、改めて今般のソロフェスを見て、前髪まおぴん可愛いなって思いましたよ。

そして、この秋山さんに限らず、今回のソロフェス2で驚いたことは、ダンスメンが軒並み歌えるようになっていること。やっぱり若干ハアハアしてるんですけど、あんだけダンスを(しかもオリジナルのダンスを)しながら、ちゃんと最初っから最後まで歌い切っています。これは、ほんとに凄いことだし、同時に、ダンスが得意だっていうメンバーが全員同じように歌を補ってきたってことは、昨年のソロフェスの放送があってから、視聴者からのフィードバックを(どんな形であれ)受け取ってるってことで、それにも驚きます。

前回はオリジナルダンスを披露するにあたって素足でステージに上った秋山さん、今般は、ちゃんと衣装のブーツです。(だけど、ダンスする者にとって、素足とブーツと、どっちが負荷が大きいかっていうとブーツのような気も)

そんな秋山さん、これまではグループの末っ子で自由奔放だったところ、新人さんが加入してお姉さんになった自覚があるのか、どこか、ちゃんと振舞おうとしてるみたいです。こっちの過剰な思い込みかもしれませんが、舞美ちゃんからいろいろ問いかけられて、それに応じるまでの数瞬、ちょっと視線を巡らせて(脳内を検索して)最終的に実に穏当な受け答えに落着しています。お姉さんになったんですね。
まあ、いずれにせよ、前髪まおぴん可愛いなって思いましたよ。

それにしても、ずいぶん後半戦だけど、舞美ちゃんは疲れないのかね。

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いよいよ(あくまで個人的に)、そのスキル面でも、そのスキルを載せたパーソナリティの強さ・頑固さ・不器用さ・生真面目さの面でも、次世代のハロプロエースたるべきメンバー… についてはページを切り替えて。

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