須藤茉麻、豪放磊落にアニメを語りスタッフに甘えた バースデーイベント2021~last year of my 20s~

甘える茉麻とミニライブからエンディングまで

うっかりすると終わりそうもなかったアニメ話ですが、時間切れを示すジングルが鳴って、続いてのコーナーへ。

29歳 茉麻の挑戦

続いては、”29歳 茉麻の挑戦” ってことで、2つのゲームに挑戦して、上手く行けばご褒美がもらえるという “甘やかし企画” です。

前の公演では、「こんだけゲームが難しいってことは、最初っからご褒美は準備してないんだな」と、そう思ってたけれど、ちゃんとご褒美が準備してあって逆にビックリしたと須藤さん、3公演めでは何がご褒美なのか、最初に確認しています。で、スクリーンに表示されて「スタバカード」がご褒美だとわかるや、俄然、やる気を見せます。

1ゲームめ 黒ひげ危機一髪

最初のゲームは、ド定番の「黒ひげ危機一髪」。
29歳ってことにちなんで、29秒以内に剣を15本刺して飛ばなければOK、飛んだらNG、29秒以内に15本刺せなくてもNG…ってレギュレーションでスタートです。

と、初めの数本目の剣で、すぐに飛んじゃって、いきなりNG。
そこで須藤さん、客席から目線を外して、いきなり女優魂を炸裂させて(職業人としてイベントのステージを務めています的なイメージを急ごしらえで装って)「尺、大丈夫ですか」とか、さも突発的な問題点に(大人として)対応すべくスタッフさんと真剣に話し合ってる風で、その実、もう一回のトライアルをおねだりします。
でも2回目もNGで(15本を29秒以内に刺せず)、このゲームは残念でした、ってことに。

2ゲームめ 名前当てゲーム

一発目の「黒ひげ危機一髪」に失敗してるから、もうご褒美はもらえないっていうことで、いきなりテンション下がっていてやる気がでない須藤さんですが、スタッフの声に背中を押されて2つめのゲームへ。

それは「名前当てゲーム」ってことで、スクリーンに映し出される動物やモノの名称を29個中25個以上答えられたらOKというもの。ご褒美が期待できないでテンションが下がっている分、やさぐれてるのか、スクリーンの表示を見ながら「なんだよこれ」などと、取り繕うこともせずに内心の声が比較的漏れがちな須藤さんです。植物名称や野菜が苦手である傾向を示しつつ、百葉箱を「学校にあった奴!」とか言ったりして、29問中18問正解でNG。

そこで、1公演めや2公演めでは、誕生日だからと優しくしてくれたのにとゴネはじめ、スタッフに甘えはじめます。「まーちゃんね、どうしても、スタバのカードがね…」と、可愛らしく甘えてる最中に、ブブー!と非情にブザーがなってスタッフさんから突き放され、須藤さん急に「おいっ!」ってお怒りモードに。そこで、スタッフさんの陰の声が、会場から拍手を貰えるような可愛いセリフと仕草を須藤さんに強要します。ちゃんと皆さんが拍手をしてくれたら、スタバカードをプレゼントしますよ、と。それを受けて須藤さんが会場のファンに向けて放ったセリフが以下。

まーちゃんにスタバのカードをくだちゃい♪

この辺りは文字列で描写しても伝わり切らないと覚悟もしつつ、スタッフさんへ甘えてから「おいっ!」ってお怒りモードを経ての、このセリフまでの展開が、おおよそ1分に満たない時間であったことなどを付言しつつ、いかにも楽しい一幕であったことを伝えようとしております。んで、その甘いセリフに、SEのジングルで「♪ピンポン♪ピンポン」とのレスポンスをもらうや、いきなり握りこぶしを突き上げて「うぇ~~い♪」という雄叫びを。
このモードの切り替えは、さすが女優須藤茉麻と言って良いものかどうか。

そしてイベントは、ミニライブを経て、お終いのご挨拶へと流れていきます。
わたくしは3公演めだけにしか入れなかったので未確認ですが、会場の顔見知りの皆さんから聞けたところによると、2曲めはイベントの回替わりだったようです。

須藤茉麻バースデーイベント2021 3公演め ミニライブ
01. 『恋はひっぱりだこ』(Berryz工房)
02. 『夏 Remenber you』(Berryz工房)
03. 『本気ボンバー!』(Berryz工房)

なんというか、こんだけ楽しいイベントで、禁止されてるって言うのに、うっかりすると声を出して笑いそうになっていながら、それでも Berryz工房の楽曲は胸に沁みますね。可愛い楽曲や、勇ましい楽曲であってすら、胸に沁みます。…もう、ファンであるってことは変えられないので、Berryz楽曲が胸に沁みる体質とは、この先も一生お付き合いしていかなきゃいけないのかなって。

最後に、これから出演する劇の告知をして(なんでもセリフなしで殺陣だけで表現する劇なんだとか)、インスタ始めた(https://www.instagram.com/maasa_sudo/)からフォローしてねとお知らせして(報告者は渋谷からの帰路、フォロー済)楽しかったイベントはお終い。最後に、「今年もできて良かった」と言ってくれて、須藤の茉麻さんはステージを後にします。

*****

妙齢のお姉さまとしてはどうかと思うくらい、時に豪放磊落にゲラゲラと笑い、スタッフさんと大人の会話をしてる風だったりお怒り風だったりと落差も激しくモードを切り替えたり、個別のファン一人一人と表情&目線だけでちゃんと会話をしたりと、非常に楽しいイベントだったし、しっかりとファンとしての自分も再確認できるイベントだった次第ですが、やっぱり、リアルに近い距離から接するに、須藤茉麻さん、腰を抜かしそうなくらいの美人です。ほんまに。

そしてやっぱり、Berryz工房が活動停止してから、メンバーの中で一番最初に客席から会いに行ける機会を作ってくれた須藤さん(参考|演劇女子部 ミュージカル『TRIANGLE -トライアングル-』感想レポ 本当の黄金時代はこれから始まる)は、それから6年を経て、変わらず毎年、イベントを開催してくれているということ。「Berryz楽曲が胸に沁みる体質」だけじゃなく、これを “ありがたい” と思うからには、イベントに駆けつけることもまた、この先も一生お付き合いしていかなきゃいけないのかなって。
…ですよね。

(文=kogonil)

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