徒然に流れたり「キョトン」としたり、ホームらしさが際立った 熊井友理奈バースデーイベント『クマリンピック2021』

くまいちゃんの珍エピソード 3公演め

ブログあるある
「○○の話はまだまだ続きます」と書いてある場合、だいたい続かない

投稿内容に「自覚あるかも」と熊井ちゃん。
曰く、話題がいっぱいあって、ファンの皆さんにお知らせしたいこともたくさんあって、だから、とにかく先にお知らせだけでもしておこうと思って、まずはブログの更新をしちゃうの!…と釈明してくれた熊井ちゃんです。(と言うほどブログの更新が頻繁でもないよねと客席は思っていたりしますが)
だから、忘れちゃうんですよ!」と。

ブログの頻度や伝えられる情報のユニークさを云々することは置いておくとしても、「だから」という順接の接続詞の使い方に、どうしても疑問が残る場面だったのでした。

自分の名前なのに「くまいゆりな」が未だにうまく発音できない

こちらも自覚ありまくりだとおっしゃいます。
「い」と「ゆ」の接続が上手につなげられないと言い、ゆっくりならともかく、普通のペースでは、そのつながりが曖昧になるということで、「いまだに自己紹介でヒヤヒヤする」んですって。

グッズ撮影の際、口を開けて「ワー!」ってしてる雰囲気で、とお願いすると、必ず「ワー!」とか「ファー!」とか口に出して撮影してます。
そう思って写真を見てみてください

撮影スタッフさんからの投稿。
実際にグッズの写真撮影で声を出しながら写真に納まってるって、想像するだけで可愛いんですが、この暴露に接して、熊井ちゃん曰く、「えっ?言わない?」って。

皆さんも、記念撮影とかで、「いぇ~~い」とか声に出したりしないんですか?って。
そう客席に問いかける熊井ちゃん、さも不思議そうに。

京都のバスツアー最終日のライブで、熊井ちゃんと同じTシャツを着ていた方にプレゼントって企画で、みんな思い思いのTシャツを着て来るものの、アンコール明けの熊井ちゃんが着ていたのはベリ高フェスの会場限定の黒いツアーTシャツで、なんと正解者ゼロでした

上記の投稿は、参加者の思い思いのTシャツについて、もっと詳しい記述があったんですけどメモの限界ってことで、ごめんなさい。

で、自分が着て来た黒のツアーTについて「会場限定だったんだ」とか、細かく反応してる熊井ちゃんですが、この2016年のバスツアーについても、「あったねえ」とか感慨深げにしてる(投稿が表示されたスクリーンを向いちゃっていて、客席には背中を向けてる)のが、実際に当日渋谷の会場に集まっていた客席のほとんどが話題の京都ツアーにも参加していたってこともあってか、なんだか、それこそ “ホーム” のようなホンワカした空気を醸成しておりましたよ。

サプライズの佐紀ちゃんVTR

ここで珍エピソードが続くかと思わせて、バースデーのお祝いのサプライズVTRとしてキャプテン清水佐紀さんが登場です。

VTRの中からの佐紀ちゃんからのメッセージを受けて、熊井ちゃん、いろいろ客席に向けて語ってくれます。曰く、グループでいた時よりもソロになってからの方が、キャプテンの苦労がよくわかる、と。誰かに任せずちゃんと自分が責任を取るって意味でも、グループを代表してくれていたことの重荷は、ソロになった今こそ、よくわかる。それでなくとも、あんなにバラバラなメンバーをまとめてたんだから… と、佐紀ちゃんのことを語りながら、緩やかに Berryz工房の自虐につながっていったりしながらも、しっかりまとまった正しい客席向けのトークはこの辺りで終了で、あとは独り言とも、VTRの中の佐紀ちゃんへの語りかけともつかぬ、徒然で散漫なトークへとゆるやかに。

曰く、よく中学生くらいまでは手紙交換してたよね、明日リハ頑張ろうねだなんて、毎日会ってるんだから手紙で書くことないでしょ!って話題が多かったよね…とか。
曰く、何、キャプテン、サプライズなの!?、こないだも一緒に会ってたのに、なんも知らせてくれないし!とか。

この、ちゃんと客席に向けた内容的にしっかりまとまったトークが、ゆるやかに、独り言とも仲間内の語りかけともつかぬ徒然なものに流れていく様子こそ、私たちが客席から見ていて嬉しい場面… …というか、一人のタレントとして厳しい芸能の世界で戦っているはずの熊井ちゃんが、それでも、このファンクラブのイベントを “ホーム” だと思って安心してくれていることが明らかだというべきか。レポしていながら、どう伝えたもんか困惑してるっていうのは、読んでくれてる方に失礼だとは思いながらも、ほんとに、どう伝えたもんか懊悩する一幕です。

挙句に、脇のスタッフさんに目線を投げて、「なんだっけ? あ、終わりか」とか言って笑ってます。なんか、ほんとに、ハロプロと、Berryz工房と、熊井ちゃんのファンでいて良かったなあって思います。

最後に軽くミニライブ

最後に、下記のとおりの2曲を歌ってくれて、2021年の28歳を迎えた熊井友理奈さんのバースデーイベントは終了です。なんか、ここへきて『ガールズタイムス』が、こんなに染みる曲になってることにも軽く驚きつつ。

ミニライブ
01. 『安心感
02. 『ガールズタイムス

熊井ちゃんの歌ってくれる楽曲については、このイベントの翌々日には、原宿での恒例のディナーショーが控えているので、詳しくはそちらにて。

*****

28歳になって20代も後半に差し掛かって、かつて、母親を含む周囲の大人が「中身はまだ20歳のまんま」とか言っていたことが、ようやく実感を以て理解できるようになったと、そう熊井ちゃんは言います。
私の場合は、中身はまだ17歳… いや、もっと下かな」と、微妙にアレンジしながら。

それでも、年齢を重ねてきたことに万感の想いを馳せるってだけでなく、最近嬉しいコメントもらったと、それこそ嬉しそうにお伝えしてくれます。曰く、長身ってこともあって、ずっと年上に見られてきたけれど、ようやく最近、ルックスに年齢が追い付いてきたね、と。ようやく年齢相応に見られるようになってきたと、それはそれは嬉しそうに。
大事なポイントとして、繰り返し、年齢を重ねたことを感慨深げにふり返るのではなくて、そうではなくて、あくまで、嬉しいコメントもらったの!って、幼い子がお母さんに喜んで報告しに来るみたいにして。

そんな熊井ちゃん、最後の最後で、来てくれた皆さんにご挨拶するのに、「バースデーイベント」を噛んでましたよ。

ええ、ほんとにベリヲタで良かったと思っております。

(文=kogonil)

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