プレミアムグループ楽曲カバー
『アツイ!』のガチカバーと、『春恋歌』の本歌取
プレミアムグループ楽曲カバー |
23・『アツイ!』(BEYOOOOONDS)|モーニング娘。 24・『春恋歌』(つばきファクトリー)|OCHA NORMA 25・『I Need You ~夜空の観覧車~』(つばきファクトリー)|アンジュルム 26・『ニッポンノD・N・A!』(BEYOOOOONDS)|アンジュルム |
プレミアムグループの楽曲カバーパートでも、気を吐いたのは、モーニング娘。’22。
モーニング娘。は、BEYOOOOONDS から『アツイ!』をカバーしますが、『アツイ!』といえば、小林萌花さんのピアノ演奏も、そのピアノ演奏をバックに、イントロで平井美葉さんと里吉うたのさんが繰り広げるバトルっぽく調律されたダンスも、SeasoningS の3人が印象深い楽曲です。それらを、ピアノ演奏については野中美希さんが、バトルっぽいイントロのダンスは、生田衣梨奈さんと山﨑愛生ちゃんが、そっくりそのままカバーします。この、演奏もダンスも、そのまんまコピーする辺り、さすがモーニング、と言いたいのは当然として、愛生ちゃんのダンスが美しかったことは特筆したいところ。
そして、つばきファクトリーの『春恋歌』を、OCHA NORMA が歌います。
つばきの『春恋歌』については、こんな(↓)レビューを投稿したこともありましたが、その新しい季節を迎えての、儚い切なさが、そのまんまコピーされます。儚い切なさだからこその、新しい環境へ踏み出す初々しさそれ自体が、まんま、OCHA NORMA によってコピーされます。
今般の『ひなフェス』、前半部分で、BEYOOOOOND の魅力が熟して来ていることを知らされ、研修生から OCHA NORMA へと続いて、新人さんたちの成長に思いを馳せることになりました。…ってところへ持ってきて、OCHA NORMA が、あたかも つばきファクトリーの初々しい透明感を引き継いだかのような形で『春恋歌』をカバーするのを目の当たりにして… 続くフレーズは書かなくてもわかりますよね?
つばきファクトリー お姉さんグループになりました
つばきファクトリー |
27・『涙のヒロイン降板劇』 28・『表面張力~Surface Tension~』 <ここでついに我慢できず> 29・『マサユメ』 30・『初恋サンライズ』 31・『今夜だけ浮かれたかった』 <岸本 → 浅倉 → 小野 → 小野田の斉唱!> |
CLOSING |
32・『帰ろう レッツゴー! 』(つばきファクトリー)|全員 |
そんな つばきファクトリー、こんなに大きなステージの、ハロプロ総出演の大きなライブを、しっかり締める、立派なグループに成長しました。個人的に、今や、ハロプロを代表する堂々たるグループかと(もう武道館平常運転で良いよね)。
これは、むしろ BEYOOOOONDS や、OCHA NORMA に感謝しなければならないのかも知れませんが、今般の『ひなフェス』、すでに述べたような前半からの印象を引きずって、つばきファクトリーが、すっかりお姉さんグループとなっていることに、いろいろ脳裏を去来するものがあります。そして『表面張力~Surface Tension~』で、ついに我慢できず(それにしても、この曲は、ほんま名曲ですよね)。
続く『マサユメ』でも、去年の武道館の感動と、この曲をラストに呼び込んだ浅倉樹々ちゃんの迫力が(脳裏に)蘇ります。…さらには『今夜だけ浮かれたかった』の斉唱です。岸本ゆめの → 浅倉樹々 → 小野瑞歩 → 小野田紗栞と続く4人の斉唱のバックで、他のメンバーが、きっちり、あの泳ぐようなダンスを決めてるのが、ほんとに素晴らしくて…
そう、他のメンバーが、きっちりバックを努めます。新メンバーの4人も。
…かえすがえす、ほんとうに、この4人は超逸材ですよね。
河西結心さん、ひょっとしたら先輩メンバーよりも腰が低くて、パフォーマンスの安定度合いは群を抜いています。パフォーマンスが安定しているせいか、すでにもう楽しそうに嬉しそうにパフォーマンスしているのが見えて、なんだか安心して見ていられますよね。
八木栞ちゃん、めっちゃ可愛いです。
整った顔立ちをしてるのもあるんですけど、アイドル然とした衣装に身を包んでステージに登場すると、あどけない幼さが際立って、めっちゃ可愛いです。もちろん、劇団四季に憧れていたという、バレエの素養や声楽の素質も、この先の成長が楽しみすぎるわけですが、ともあれ現時点では、めっちゃ可愛いです。場位置移動にあたって、チラッと後ろを確認したりしてるのすら、めっちゃ可愛いです。
豫風瑠乃さん、いったい、どうして研修生時代に注目していなかったんだろうって思うほど、ステージ上のパフォーマンスが素晴らしいです。声量もあるし、度胸もあります。このまんまお姉さんたちに伍して成長していったなら、数年後は、つばきファクトリーどころか、ハロプロ全体を牽引するパフォーマーになってることは確実ですね。
そして…福田真琳さん。
パフォーマンスの個々の要素が特に目立つというわけではありません。
だけど、顔が小っちゃいせいか、衣装を着てダンスしてると、とにかく眼に飛び込んできます。すんごいアイドルです。というか、文字通りの意味で “タレント” が際立っています、真琳ちゃん。数年後、パフォーマンスの点でハロプロを牽引してるのが豫風瑠乃さんだとするなら、その存在と佇まいでハロプロの中心で輝いているのが福田真琳です、きっと。
いや、Juice=Juice の工藤さんと松永さんについて、その選抜について “よくぞ!” と思っていることは先に述べた通りですが、つばきファクトリーの4人、とりわけ 福田真琳さんについて、ほんとに、アップフロントの慧眼については “よくぞ!” と思います。
そんな4人を嬉し気に迎えている8人のつばきもまた、お姉さんになったなって感慨だけで、いろいろ漏れそうになるのは言うまでもなく…
*****
同じことを言いますね。
わたくし、2014年ごろまでの Berryz工房と℃-ute が、めっちゃ好きなんですよ。今に至るも、ハロプロでの推しは、道重さゆみさんだし、熊井友理奈さんなんです。
これまでも、ずっとハロコンとかカウントダウンとか、いろいろ参加して来たけれど、やっぱり Berryz工房と℃-ute が、めっちゃ好きだったんですよ。
これまでは。
私が一番に愛してやまぬハロプロが現役で息づいていた時期には、研修生どころか、芸能そのものを志してすらいなかった幼い若い子たちが、今や、そんな老人の繰り言を蹴散らさんばかりの眩いステージを見せてくれています。その存在を知らなかったから、期待すら出来ていなかった『きみの登場』によって、”あの頃” を超えるものを(きっと)、私たちは目の当たりにしています。
道重さんと Berryz工房と℃-ute は、もちろん、好きです。やっぱり。
でも、この記事で名前を挙げた幾人もの新人さんたちに心ごと惹き付けられたこともまた、ほんとうです。
どう記事を締めたもんが困惑中ですが、まあ、控えめに言っても、やっぱりハロプロ最高だな、ってところで。お恥ずかしい(← ほんとは、ちっとも恥ずかしいと思ってないけどね)
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