加賀楓の加賀温泉郷限定フィギュアスタンドキーホルダー、宿泊だけでなく飲食でも現地のお店で購入でも!

加賀温泉郷 宿泊プランの目玉となっていたモーニング娘。’21 加賀楓の加賀温泉郷限定フィギュアスタンドキーホルダー(参考|「加賀温泉郷、モーニング娘。’21 加賀楓のFSK付宿泊プランを予定 『花鳥風月』石川公演の4/18に」)が、宿泊だけでなく飲食などを提供する加賀温泉郷の店舗で受け取ることも可能になったようだ。また、予約こそ出来ないので先着順となるが、飲食店やおみやげ店など現地で購入も可能だとのこと。

上記サイトに、宿泊、飲食、購入のそれぞれについて、どの店舗で可能なのかリストアップされている。ただし、どのプランでも数量限定だとのこと。

この、加賀楓の加賀温泉郷限定フィギュアスタンドキーホルダーについては、告知された段階で、一部のファンから “限定フィギュアスタンドキーホルダーの通販だけでもやってほしい” といった声が上がっていた。もちろん、限定フィギュアスタンドキーホルダーだけでは利益にならず、あくまで加賀温泉郷から宿泊客へのサービスの一環なわけだが、 “それならば通販の値段を(採算が合うように)設定すれば良い” とする一部の声には、フィギュアスタンドキーホルダーの商品化にあたっての厳しい検討の結果、なかなか満足の行く応答が難しく、思い思いに寄せられるファンの声に、企画担当者も、通販サイト運営者も、苦慮していたところだったという。

一方のファン側も、ライブ遠征の段取りの一環として加賀温泉郷に足を延ばすにしても、週末をはさんで、そう何日も休みを取れず、スケジュール的に宿泊が難しいと悲鳴を上げる向きもあった。そこへきて、こうした形で、あくまで宿泊をひとつの柱としながら、宿泊に縛られない柔軟な形で限定フィギュアを入手できるプランが拡大したといった形だ。

あくまで加賀温泉郷現地に足を運んだ上でのことになるが、その分、限定フィギュアのプレミアは大きいだろう。

それにしても、これは驚くべきことだ。
上にも述べた通り、こうした商品化にあたっては通常、難しい契約上の(従ってアップフロント側の商品展開戦略上の)判断があって、軽々に商品化できないどころか、販売金額や販売店舗なども、企画者側が自由に設定できる範囲は驚くほど少ない。その上で、限定フィギュアの情報公開以降、さまざまに寄せられる要望やファンの声などを、最大限、取り入れた措置だと言えるだろう。ここにもまた、加賀温泉郷のプランナー氏から現場で対応している多くの関係者までが、この企画を大切にもして、ファンも含めた出来るだけ多くの関係者が可能な限り満足できるように、そしてモーニング娘。’21 加賀楓のキャリアにとっても望ましい企画であろうとして、最大限に努力している様子が伝わるというものだ。

現地には、あくまで週末の自分のスケジュールを優先して、早朝に宿泊施設のフロントで受け取りたいといった要望が相次いでいるという。上記の限定フィギュア関連プランの拡大は、それでも精一杯、寄せられる声に応じようとした結果でもあれば、そもそもプランがこのように “拡大” したことをもって、関係者の尽力を思って頭が下がろうというものだ。

いろいろなファンの声に対応し、あちこち調整し、膨大な追加作業に追われた関係者は、さぞかし疲弊しているかと思いきや、企画担当者の元には、様々な経路を通じて激励の言葉も次々に届いているという。この辺りは、さすがハロプロのファンといったところだが、現地で宿泊・飲食・購入する際も、現場で応接してくれる宿泊施設や飲食店のスタッフ諸氏にも、遠路はるばる温泉郷まで足を延ばすファンにも、激励と連帯の言葉を送りたいところだ。

(文=椿道茂高)

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