加賀温泉郷が、未来に希望をつなぐためのクラウドファンディングを実施中！

モーニング娘。’21 の13期メンバー 加賀楓 に浅からぬ縁がある “加賀温泉郷” が、クラウドファンディングを通しての支援を募っている。

どうか、私たち加賀温泉郷の未来を一緒に作っていただけないでしょうか。

皆さまからお預かりした支援金は、合同会社加賀温泉が責任を持って、加賀温泉郷を未来へ繋げていくための活動などに惜しみなく使用させていただきます。

CAMPFIRE　1300年の長い歴史を持つ加賀温泉郷を、未来に繋いでいきたい。

加賀温泉郷は、石川県にある「山中」「山代」「片山津」「粟津」 の4つの温泉で構成されている温泉郷だ。
この温泉郷が、モーニング娘。加賀楓と、どのような関係を取り結んで来たか、その関係を介して、私たちに “世の中を信じる” ことの力強さを、どれほど説得的に示してくれたのかについては、記事末の関連リンクの他、当のクラウドファンディングを告知するテキストの中にも、しっかりと大きな分量を割いて、明示されている。

さらに2018年からはモーニング娘。の加賀楓さんに加賀温泉郷の観光大使を務めていただいたことをきっかけに、これまで加賀温泉郷に来たことがなかった多くのモーニング娘。ファンの方に足を運んでいただけるようになりました。「今はなかなか行きたくても行けないけれど、加賀温泉郷のために何かがしたい」という声を多くいただき、かいねや加賀では加賀さんのファンの方に少しでも喜んでいただけるようにオリジナルグッズ販売にも力を入れています。

CAMPFIRE　1300年の長い歴史を持つ加賀温泉郷を、未来に繋いでいきたい。

それは、あくまで “販促” のためのタレントとの時限的な契約だったはずなのに、いつしか、契約したタレントだけでなく、そのタレントを慕って加賀温泉郷を訪れるファンすら、大切に扱ってくれるようになったほど。

ファンというのは、自分の “推し事” の完遂にのみ関心があって、たとえば現地への集客のフックとして準備された限定グッズなども、自らのグッズコレクションの一環としてのみ求める傾向にあって、時に愛するタレントを大切に扱ってくれる現地との関心がすれ違う場面も、これまでにないではなかった。それでも可能な限り要望に応じようとしてくれて、加賀温泉郷とファンを介在する加賀楓その人に不愉快な思いをさせることがないように、最大限の配慮をしてくれたものだった。（参考｜「加賀楓の加賀温泉郷限定フィギュアスタンドキーホルダー、宿泊だけでなく飲食でも現地のお店で購入でも！」）

そう、まさしく、世間は決して捨てたもんじゃないということ、世の中は信じるに値すること、信じてぶつかれば必ず何らかのリアクションがあるということ、こうしたことを言外にしっかりと示してくれたのが、加賀楓を観光大使とする加賀温泉郷の、アイドルとそのファンに対する態度であったというわけだ。さらに述べれば、当の加賀楓の歩みそのものが、そのように “自分を取り巻く世界と大人を信じてチャレンジした” その結果として、モーニング娘。13期メンバーの座を勝ち得たものであったことも、加賀温泉郷が示してくれる態度ともリンクして、多くのファンを魅了してきたと言っても良いだろう。

そう、キーワードは “世の中を信じる力” だ。

2021年現在、コロナ禍が収束の気配を見せない中で、多くの業界、企業、店舗、個人事業主から、まったき個人まで、苦しい状況にある者は多い。とりわけ観光業にあって、思ったように集客できぬ苦境については、再三、クラウドファンディングを告知するテキストの中にも述べられた通りだ。

繰り返し、キーワードは “世の中を信じる力” だ。

世の中を信じてチャレンジし続けた加賀楓を起用してくれ、単なる契約タレントという扱いを超えて厚遇してくれ、加賀楓に誘引されてやってくるファンすらも、大切な客人として遇してくれた加賀温泉郷。いわば、ファンを、それこそ世の中の一部として、きちんと信じてくれた加賀温泉郷。そんな恩のある加賀温泉郷に、こんどは私たちが “世の中を信じる力” を示すべき巡目なのかも知れない。

（文＝椿道茂高）