ダイナミックに魅力的に成長した つばきファクトリーそのものを示す 2019秋ライブツアー『月光』その2

はじめに メンバーたちが成長しているということの意味

はじめてのお披露目、はじめてのファンクラブイベント、はじめての握手会、はじめてのリリイベ、はじめてのワンマンライブ、はじめてのライブツアー…どころか、メンバーによっては、先輩たちのツアーに帯同していた研修生のころから知っていたので、どうかすると つばきファクトリーがステージに登場するだけで、いろんなものを刺激されてしまう とは、折に触れて述べてきました。

そう、つばきファクトリーとして結成される前から知っていたと述べました。
℃-ute のツアーでちっちゃい子がうろちょろしてるなと思ったリーダー山岸理子ちゃん、有明コロシアムはBerryz祭の研修生パートで、一番下手の立ち位置で、やたら激しくダンスしてるなと思った小片リサさん、モーニングのツアーで憧れの石田さんのお隣で椀子そば食べて泣いてた新沼希空ちゃん、Berryz工房のツアーで、楽屋前で徳永千奈美ちゃんといっしょになって耳を引っ張ってお猿のモノマネをしていた岸本ゆめのさん。

結成された時点で、いろんなことに経験がなくて戸惑っている様子が、いろんな検閲を経た公式のWeb配信番組の映像を介してすら明らかだった谷本安美さんの、その戸惑いを見ていたからこそ、現在の安美ちゃんのステージからファンに届けられる笑顔が崇高に見えたりもして。そう、一部のメンバーについては つばきとして結成される前から、その他のメンバーも、つばき結成から、ずっと知っていたと述べました。

結成された時は、おなじく “Berryz工房のスピリットを継承する” とされた こぶしファクトリーよりも後発で、投稿者の印象としては、研修生としてある程度目立っていたメンバーが こぶしとして選抜されていった感もあって、つばきファクトリーは、最後発ってだけじゃなく、一番に素人っぽくて、いろんな業界的な予断に浸食されていない…その意味で、一番に初々しくて、一番に透明感のある、愛らしいグループだって、どこかそんな印象を引きずっていました。

そんな つばきファクトリーが2019年も残り2ヶ月となって見せてくれたライブステージは、そんな “幼く、初々しく、透明” な印象を軽く吹き飛ばすほどの、圧倒的な迫力と躍動感に満ちていました。終わりのご挨拶で安美ちゃんが「久しぶりのツアーだから身体が動くかどうか心配だったけど、私、やるなあって自分で思った」と言うくらい、最後発の一番の妹ユニットだなんて印象がかき消されるくらい、すばらしいプロフェッショナルなステージでありました。

同時に投稿者に限って言えば、目の前で展開される “プロフェッショナルで大迫力の圧巻のステージ” には、その勢いで吹き飛ばされたはずの、これまでの つばきファクトリーの印象が同時に伴っており、上述のような経緯があった上で、“愛らしく初々しい透明な幼いメンバーたち” が、”力強くダイナミックに魅力的に成長したメンバーたち” に重なっていて、そういう二重の目線でステージを鑑賞しているわけで、その意味で、ライブを鑑賞したことによって発する感動も、激しく増幅されたという次第。

さらに加えれば、投稿者は投稿者なりの経緯があって、それで、そんな具合にライブの鑑賞体験が構成されて、自分なりの感動を味わっているわけですけど、そこはファンそれぞれ、それぞれに つばきファクトリーと出会った経緯、それぞれに つばきファクトリーを応援してきた経緯、それぞれに愛するメンバーに引き寄せられた流れ…といったものがあるわけですから、ライブステージに接して、それぞれに発する感動の内実も、それぞれに異なっているいることでしょう。”つばきファクトリーのライブが感動的だった” ということが一致しているにしても。

どうにも、ややこしい言い方になってしまっています。
何が言いたいかというと、そのように、それぞれのファンの、それぞれの想いが、それぞれに託されるに足るだけの、それほどのライブを演じてみせられるだけの、しっかりとした魅力的なグループに成長していたという、そのことが言いたい。

つばきファクトリーは、順調に2019年の秋ツアーの日程を重ねています。

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というわけで、先日参加してきた横浜公演の模様を次ページ以下にて。

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