『Berryz工房20周年記念バスツアー in 山梨』信頼に裏打ちされた楽しさに涙

信頼に裏打ちされた楽しさに涙する20周年記念

アンコールで、こんなに育った夢の苗を植えた『BERRY FIELDS』の後、メンバーがご挨拶しようとしたタイミングで、スタッフさんからのきっかけ出し(「ちょっと待った」)に続いて、各号車の代表者が音頭を取って、メンバーに呼びかけます。(この際、しばらく何が起こったのかわからないまま、熊井ちゃんが強引にご挨拶を継続しようとしたこと、客席がどんなに騒めこうともこの揺るがない態度は、さすが20年の経験者であるといったあたりは既述の通り)

1号車が茉麻へ、2号車が雅ちゃんへ、3号車が熊井ちゃんへ、4号車が Berryz工房全体へ、声をかけ、最後に全参加者一斉に「20周年おめでとう」と声をかけます。

それに応じて、参加者からのメッセージカードをメンバーごとの冊子にしてプレゼントという趣向がメンバーに明かされるわけですが、上に述べた通り、プロのお仕事として、どんなに客席が騒めこうとも進行を揺るがせにしないでいた熊井ちゃんが、何が起こっているのか理解した途端に表情を歪めて泣き出します

熊井ちゃんが挨拶しようとしたタイミングだったって以上に、報告者が熊井ちゃんヲタなので、ずっと熊井ちゃんを視野の中心で捉え続けていたという事情もあるので、上のような記述になるわけですけど、熊井ちゃんが泣き出したタイミングで、気が付いてみたら雅ちゃんも茉麻も泣いてます。それに気が付いて、私も、もう一泣きしてきました(すでに『一丁目』段階で泣いてた)。

ライブを終えて、ライブ会場からの退出の段階でお見送り会です。
ちゃんと、熊井ちゃんとも、茉麻とも、雅ちゃんとも、お話しできました。

さらに、バスの出発までの時間を使って、メンバーたちは、バスに乗り込んでご挨拶してくれます。

その繰り返される “お見送り” で、メンバーたちは、ライブの終わりでも述べていたことを何度も繰り返します。「わたしたちは、まだまだ、歌っていきたいし、ステージに立つつもりでいるから、だから、これからも、温かい応援をよろしくね」と。

この記事の冒頭でも述べたからには、あんまり繰り返してもアレですけれど、わたくし、短くない人生の中でも、こんなにお互いに大事にしたいと思える “信頼” が眼に見えるような形で明確に存在していることが確認できるのって、珍しいんじゃないかと思うんですけど、それはやはりファンの曇った眼ってことなんでしょうかね。

車内限定DVD第七弾と第八弾

メンバーたちのご挨拶を後にして、私たちは山梨から一路東京へと向かいます。
帰路では、限定DVDの第七弾と第八弾が上映されます。

車内限定DVD第七弾は、メンバーたちの手作りの「てるてる坊主(↓ 写真参照)造りドキュメント」です。

車内限定DVD第八弾は、このバスツアーの感想を述べるメンバーたちの様子というところ。事前の収録のはずなのに、最後のご挨拶でバスツアーの「感想」を述べてる3人… ってのは、コミカル路線ってことで、笑いを狙ったのではないかと思うんですが、上に述べた通り、なかなかにエモーショナルだったスッペシャルライブからお見送りを経てきたわけですから、コミカルというよりは、メンバーたちが(経験してない段階で感想を)述べてくれた想いは、ストレートに参加者に伝わってしまったという次第です。

最期の最後でコミカル大失敗、ってところかと。

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帰路は大きな渋滞につかまって東京への到着が遅れましたが、ご厚意で車内限定DVDをリピート再生してくれて、ずっと幸せな気持ちでバスツアーを終えた私たちでした。

以上、『須藤茉麻・夏焼雅・熊井友理奈 Fanclub Tour in Yamanashi トラベリーズ.com 20th』の(報告者が経験の限りでの)一部始終といったわけですが、みんなに迷惑がかからぬように、東京駅で解散してから自宅に戻るまでの間に、いずれ止まる心臓ならば今日止まれ!と念じたほどの幸せなファンクラブツアーでした。残念ながら心臓はまだ動いているので、またの機会があったら是非と思っています。

ご一緒していただいたベリヲタのみなさん、ツアーを支えてくれたスタッフのみなさん、そして、須藤茉麻さん、夏焼雅さん、熊井友理奈さん、ほんとうに、ありがとう。
おかげで、わたくし、なんと幸せです。びっくり!

(文=kogonil)

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