新名言「衣・食・住・ベリ」も爆誕した 須藤茉麻・夏焼雅・熊井友理奈カジュアルディナーショー2023

はじめに まさか泣かされるとは!

楽しみにしていた Berryz工房メンバーの年末ディナーショー、直前になって夏焼雅さんがインフルエンザになってしまい、欠席するとのお知らせが。かつての “インフル工房” も思い出され、むしろ、それだけで楽しみを増してくれるエピソードとなりました。

​夏焼雅に関する追加ご報告

医者の推奨療養期間1週間をすぎ、本人の健康状態も良好となり、また本人の熱い希望もあり、熟慮の結果、明日からのイベントは挨拶だけではございますが参加させていただくこととなりました。
尚、大変申し訳ございませんが、準備不足のため本編は不参加とさせていただきます。
※4ショット撮影も慎重に感染対策を行い、参加させていただく予定です。

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結果的に、回復自体は間に合ったけれどリハーサルに参加できなかったので準備不足という次第で、それでもご挨拶にだけ参加してくれて、ちゃんと雅ちゃんも顔を見せてくれました。どころか、歌えない分、気を使ったものか、雅ちゃんのトークが冴えること冴えること熊井友理奈さんと須藤茉麻さんのトークも楽しい一方、雅ちゃんが登場したなら、一気に雰囲気をかっさらっていきます。

このように、事前の楽しみが倍加したことや、参加できたディナーショー当日も楽しい場面だらけだったというのに、まさか泣かされることになるとは!
たとえば… …

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それは『世界で一番大切な人』。
2014年ラストの秋ツアーでのパフォーマンスが、ラストツアーだというのに、あまりにも幸せそうで楽しそうだった、あの楽曲が、こんなところで蘇ります。まじで、今回のディナーショーで一発目にこの楽曲に接した際に、自分が泣いちゃったことに、自分でびっくりです。

それは『ライバル』。
楽曲それ自体が好ましい以上に、ラストのDVDマガジン(Berryz工房 DVD MAGAZINE Vol.43 CM)で非常に印象的な挿入のされ方をしていたこともあって、おそらくベリヲタにあっては非常に涙腺ピンチな曲でもあろうかと思われるところ、うっかりしていましたが声出し解禁後ってこともあって、かつてのコールがしっかり蘇っております。

そしてディナーショーでもセレクトされがちではあった『ガールズタイムス』。
今般、アンコール明けの楽曲として、雅ちゃんも参加して3人で歌ってくれますが… あくまで個人的に、2015年のBerryz祭り後夜祭(エンタメアーカイブ記事|「『Berryz工房祭り』東京プリンス後夜祭 3/2 レポ なんちゅうイベントをやってるぅ YOU KNOW?」)が蘇ってきます。

そんな流れがあった上で、新名言「衣・食・住・ベリ」が熊井ちゃんによって誕生します。今般、3人そろってのディナーショーが実現したことで、やっぱりこのステージを大切な思い出にして欲しい、みなさんにとっての思い出ベスト3にはしてほしい… と、なんだか熊井ちゃんが語ってくれます。なんでも、ディナーショー終わりの4ショット撮影時に、とあるファンから「Berryz工房、残しておいてくれて、ありがとう」って言われたんだとか。その言葉がとてもありがたかったのはもちろんとして、それでも熊井ちゃんは特に “残しておこう” と思って活動を続けてきたわけじゃないとも言います。日常的に、自分も Berryz工房が大好きだから、あたりまえのように今でも Berryz工房だと。”それは、みなさんも一緒なんじゃないですか?” と話が展開した先で、「衣・食・住・ベリ」と。
もうね、La Donna の客席、大拍手ですわ。

さて、そんな具合に須藤茉麻さんと熊井友理奈さん、絶好調で、ビジュアル的にも美しさの頂点を更新してきただけじゃなく、実に楽しくコミカルな一方、ファンの胸に迫るトーク&場面を繰り出してくれるわけですが… しかし夏焼雅さん、なんだかんだ、全部、持って行きます

冒頭に述べた経緯でディナーショー本編はお休みとなってしまった雅ちゃんですけど、ご挨拶だけでもってことで、アンコール以降にはステージに参加してくれます。ある知人ヲタが言っていたように、思うように歌えなかったことを申し訳なく思ったのか(夏焼さん、なんか、そういう律儀なところがありますよね)アンコール以降のトークが冴えること冴えること。ほんまに、なんだかんだ、全部、持って行きます。

茉麻や熊井ちゃんから、夏焼姫こそ Berryzのセンターだと持ち上げられて、「ベリって特にセンターってなかったでしょ?」って流れから “事務所推しの梨沙子!” といった話題が飛び出したりします。当時のメンバーそれぞれのメイン楽曲なんかにも触れて… しかし、茉麻に対しては「茉麻のメインは… なんだろ?」とかおっしゃる夏焼さん、茉麻も「夏焼さん、悪気はないんだけども」と、微妙に愚痴らねばならぬほど。

こんな具合にトークが冴えるだけではなく、メインのショーでは歌えなかった分だけ、バックヤードでは裏方に徹したという夏焼さん、須藤の茉麻さんにキラキラが足りないと、いろいろとラメラメでキラキラな装飾を追加したり(茉麻「断れなかった…」)、茉麻と熊井ちゃんで遊んでる… あ、いや、茉麻と熊井ちゃんを一層輝かせるべく、コーディネートに余念がなかったり、あるいは「最近の私たち」というトークテーマでケーキの箱を工作した事情(後述)について述べる熊井ちゃんが、その工作の実物をステージに持ってきて客席に見せようとする際には、裏で(いったん楽屋に戻ろうとした熊井ちゃんへ)さっと手渡ししたり、縦横に活躍していたようです。

キラキラを増量しようとする一貫として、茉麻にあたかも着ぐるみを着用すべきといった意見まで言い出す夏焼さんですが、そんなトークがあった翌日には、La Donna のエライ方による準備も周到で、しっかりトナカイの被り物で登場する須藤茉麻さんなど、夏焼さんのお遊び… あ、いや、コーディネートは次々と実現していきます。そんな夏焼さんのお遊び… あ、いや、コーディネートは、バンドメンバーにまで及び、アンコール明けの登場では、公演回数が進むにつれて、バンドさんたちもどんどんキラキラに。

このように、あくまで奔放な夏焼さんに周囲が振り回される様子から、冴えわたるトークに茉麻も熊井ちゃんも苦笑するしかない様子まで含めて、“全部もって行く夏焼雅” という構図そのものが、往時を彷彿させて、そっと涙を誘った次第。

そんな夏焼さんは「Berryz最強だし、今でもそれを隠すことはないよね」とかおっしゃいますし、アンコール明けに2024年3月の20周年ライブの告知をした際には、茉麻も熊井ちゃんも「おとももち、連れて来てね」とか言うし。

まことに、ベリヲタで良かったとの思いを噛みしめることになったのでした。

須藤茉麻・夏焼雅・熊井友理奈カジュアルディナーショー2023

そんなわけで、2023年12月15日の金曜日から17日の日曜日にかけて、3Days 5Stage(金曜のみ1回公演、土日はそれぞれ昼夜の2回まわし)にて、原宿のミュージックレストラン La Donna にて、活動停止中 Berryz工房から、今尚、ファンの前でパフォーマンスを見せてくれる3人が集って『須藤茉麻・夏焼雅・熊井友理奈カジュアルディナーショー2023』が開催されました。

さすがに金曜は平日で難しかったけれど、5公演中、ようやく3公演に参加が叶いましたので、ご報告です。

やはり3人そろってということもあってか、これまでの熊井ちゃんのディナーショーよりもお値段がお高くなっておりましたけれど、入場時のアクリルフィギュアや退場時の特別フォトの全員プレゼントは従来のまま、メンバーとの4ショット撮影なども復活しておりますので、ファンとしては十分に元は取れたというところ。

今般、4ショット撮影にあってスタッフ側からポーズを聴いてくれるタイミングがなかったので、最初に参加した土曜のショーでは、うっかり叱られ損ねてしまったんですけど(熊井ちゃん「いつもと違うけど大丈夫?」って)、その反省を踏まえて、以降は自分からポーズをお願いしたところ、ちゃんと3人ともポーズを取ってくれます。

ほんの一言ながら、メンバーたちと言葉を交わせることもあって、La Donna を出る頃は、ディナーショーとの落差から現実の厳しさを感じて内心は虚無っていたというのに、しかし表情はニヤけていたとヲタ知人から指摘される始末。

繰り返し、キッズオーデからすでに21年、グループの活動停止からでも8年を経て、今尚、こうしてメンバーと軽く一言交わすだけで(意識的な主観とは裏腹に、身体的にどうしようもなくニヤけるほど)嬉しい一時が持てるなんて。

まことに、ベリヲタで良かったとの思いを噛みしめることになったのでした。

というわけで、個々のショーの概要などは、いったんページを切り替えて。過去の関連リンク集をまたいで、下までスクロールしたら、ページ切り替えのコントロールがありますよ。

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