道重さゆみ、「再生」から4年を迎えた記念日にブログを更新してファンに感謝を

道重さゆみが3月19日にブログを更新し、改めて「本当に大切な日」であることを噛みしめている。というのも、3月19日というのは、道重が2014年に卒業してから2年4ヶ月の休業をはさんで、2017年に丸の内の COTTON CLUB で、ファンの前に再び姿を現した『SAYUMINGLANDOLL~再生~』公演の東京公演初日に当たるからだ。

道重は、2014年の11月に、モーニング娘。の2014年秋ツアーのファイナルをもって、モーニング娘。を卒業していた。少しお休みします、との言葉とは裏腹に、それから2年以上に及ぶ不在の期間を経て、ようやく2016年の10月に、それまで沈黙していたブログを更新している。

その後、“「コンサート」でも「ミュージカル」でも「ディナーショー」でもない” 道重オリジナルのステージとして、『SAYUMINGLANDOLL』公演は、追加に次ぐ追加で公演を重ねてきた。

そんな道重オリジナルの『SAYUMINGLANDOLL』公演こそ、コロナ禍に襲われた2020年の春先以降はストップしている一方で、最近ではハロプロOGの『M-line Special』ライブに参加し、現役時代に倍する激しめのパフォーマンスで、客席を魅了していることは周知のとおりだ。(当欄ライターが接触できた範囲で、他のOG目当てに『M-line Special』に参加しながら、改めて “道重さんが素晴らしくて、びっくりした” との感想を漏らすファンは、複数確認できる)

そう、上に(たくさんの関連リンクをはさみながら)駆け足で紹介してきた道重の「再生」以降の活躍は、改めて道重がブログで振り返っているように、すでに再生してから4年となった。それは、道重のモーニング娘。6期メンバーとしての時間の、およそ3分の1にも及ぼうとしている。そして、初めてアサヤンのオーディション映像で、愛らしく上目遣いでスタッフさんに(合宿のメニューの一環として)何キロ走らされるのかを確認していた頃から、19年近い月日が経過したことになる。

そんな19年近い芸歴を誇るベテランにして、しかし今尚、そのステージパフォーマンスで客席を魅了し続けている熟練のパフォーマーたる道重さゆみは、この再生4年の記念日に、当時の振り返りだけでなく、今でも自分を愛してくれるファンへの感謝を綴っている。「やっぱりちょっと変なファンのみんな」などと、ファンが喜ぶフレーズを駆使しながら。

みんなの笑顔がたくさん見れますようにっ
出会えて幸せです!!

サユミンランドール 道重さゆみオフィシャルブログ 再生から4年!!!!

かつてバラエティ番組を席捲した道重さゆみならば、あるいは芸能界に強力な人脈を持つ道重さゆみならば、再生後に、テレビタレントとして、より露出が大きく、より効率的に知名度を稼げる活動に従事しても良かっただろうに、上に述べてきた通り、道重は、ファンと直接出会える活動にこだわってきている。

さらには、多くの「元アイドル」が、活動の現場を変化させていくに従って、徐々にアイドル時代のファンとの関係性が変化していくことや、そのことをファン側も受け入れていくことも数多く観察できる。”推し” だったアイドルが卒業後も活躍してくれていたとしても、たとえば握手会やサイン会に通うのではなく出演舞台に連名で花輪を差し入れることで満足したり、ステージからのアイコンタクトに一喜一憂するのではなくドラマ出演の報道を静かに喜んだりと、ファンとしての振る舞い方が少しずつ変化していることは(一抹の寂しさをともないながら)見慣れた風景だとも言えよう。しかるに、道重は、再生してから4年を経てなお、ファンと直接出会える活動にこだわって、会いに来てくれるファンへの感謝を欠かさない

こうした道重の記念日更新は、記念日を大事にする愛らしい振る舞いである以上に、何よりも極上のファンサービスになっていると言って良いだろう。

今尚、自分を愛してくれるファンに感謝を重ねて、元モーニング娘。6期メンバー8代目リーダー道重さゆみは、再生してから4年を迎えた。

(文=椿道茂高)

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