横浜アリーナを駆けた譜久村聖の行く先は？ モーニング娘。’23 コンサートツアー秋 『Neverending Shine Show』SPECIAL＆〜聖域〜

モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show」SPECIAL ～ハロプロ継続の醍醐味～

２Days の横アリ モーニング祭り、初日の28日はOG祭りです。
実はこの28日の横アリはチケットを確保できずガチで涙に泣きぬれていたところ、なんとか滑り込みでライブビューイングで観覧した次第で、何かと申し訳ない。

そんな報告者の事情はともかく、この日は、OG祭りです。
先日の25周年記念もあったからか、保田圭さん、矢口真里さん（２期）、石川梨華さん、辻希美さん（４期）、高橋愛さん（５期）、道重さゆみさん、田中れいなさん（６期）、佐藤優樹さん（10期）といったところは（もちろん、その参加に興奮するけれど）どこかお馴染みな雰囲気もありつつ、やはりありきたりなゲストでは済まさぬ辺りが憎いところ。

なんといっても、実に実にお久しぶりの登壇となった安倍なつみさん（１期）の参加に、留学から急遽帰国して参戦したかのような（そして堂々と芸能活動継続の高らかな宣言であるかのような）森戸知沙希さん（14期｜カントリー・ガールズ兼任）の登場には、会場も沸き、わたくしも胸を高鳴らせた次第。

ともあれ、まずは、この28日のライブの概要を（↓）どん！

ゲスト祭りの Neverending Shine Show SPECIAL　

いえね、石川さんと道重さんがそろったあたりで、モーニング歴代あざとさアピール対決って趣もあったわけですが、安倍さんと森戸さんがそろうって、それこそモーニング新旧コケティッシュ王座決定戦って雰囲気すらあったわけです。森戸さん、わたくし、超初期にこんなハロショイベントで、”一刻も早く帰りたい” ちぃちゃんを見ていたので、この日、留学帰りの森戸さんの（相変わらず愛らしい一方で）大人な雰囲気と落ち着きに驚かされます。

一方、安倍さんの変わらなさに、これまた驚かされます。
モーニング娘。だけに限らず近年の卒業者たち、卒業と同時に急に大人びて美しくなっていくことに、いろいろと驚いているわけですが、一方でモーニング伝説のOGたちといったら、時間が止まったかのようですよね。道重さんの変わらなさどころか、たくさんのお子さんを育児中の辻さんも、ちっとも変化がないことに、この人たちは人間じゃないのではないかと疑いたくなりますが、安倍さんの事例を加えて、その疑いは深まった次第。

さて、そんな先輩たちのMCは２回にわけて行われます。
安倍さんはデビュー当時の思い出を語ってくれます（モーニングコーヒーの手売りのあとの握手会｜動員が弱くて叱られた）。

辻さんは、横アリと代々木を間違えたり、是非やりたかったという会場とのコール＆レスポンスを「行ったり来たり」と言って譜久村さんと北川さんに「コール＆レスポンスですね？」と訂正されたりして、ほんまに、すっかりお母さんで、しっかりしたインフルエンサーでもあるはずなのに、なんだか辻ちゃんらしいまんまです。

石川さんも保田さんも往時のネタを惜しげなく（石川さん「あなたの… あなたの… あなたの… あなただけの石川梨華です♪」）。
保田さんは、譜久村さんと北川さんに手伝ってもらって投げキス３連投で、フクちゃん、北川さんへ「ふぅ～～♪」との会場の歓声を集めておいたうえで、自分の投げキスで「おえ～～」を貰ってご満悦。

保田さん、もうこのネタは忘れられてるかと思ったので「おえ～～～」って言って貰えて良かったと言っております。この際、譜久村さん → 北川さん → 保田さんの流れに、スクリーンのスイッチングが追い付かず、いったん止めて流れを確認するなど、こうしたOGのMCを、あたかもディレクターであるかのように仕切る矢口さんもまた、往年の “さすが” であったかと。

保田さんの「おえ～～」について、往時はともかく、いろいろ価値観が刷新されてきた現在では “笑い” にするのはちょっと難しいネタではないかとする意見も散見されましたけど、「おえ～～」のネタとしてのクオリティそれ自体の評価ではなく、“往時のネタを現在もやってくれる” というモーニング娘。の歴史を踏まえた流れが麗しかったのだと、ちょっとばかり強調してみたり。

佐藤まーちゃんコメントの、微妙に標準の日本語からズレながら（「愛さまから ちぃこ まで、嬉しさが嬉し過ぎて嬉しいです！」）しかし、なにを言ってるかよくわかるコメントも、「っしょい！」の気合入れで愛ちゃんが泣いちゃってたことも、そのことを道重さんがバラしてたことも、うっかり油断してた森戸さんも、実に素晴らしいものを観覧することができました。

改めて、安倍さんバックダンサーの現役組（愛生、ほまれ、北川、櫻井）が、安倍さんが活躍していた時期にはまだ誰も産まれていないって補足してみたりして（ギリ北川さんの誕生が楽曲リリースに被っているかどうかといったところ）。

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上にも触れた通り、現役をバックダンサーとして従えた安倍さんの『トウモロコシと空と風』も、『晴れ 雨 のち スキ ♡』も、それぞれ嬉しかったんですけど、なんか、佐藤まーちゃんと森戸さんが参加しての『青春Night』や『Teenage Solution』に、意外にも胸を突かれます。

いずれもリリース当時には、往年の名曲群に比べて、それほど耳に残る楽曲ではないな … みたいに思っていた次第ですが、改めて、なんだか佐藤まーちゃん、森戸さん、それぞれの卒業のステージが蘇ってくるようでした。

↑という述懐は、あくまで私の個人的なものですけれども、きっとファンごとに、それぞれ同じように “意外にも胸掻きむしられる” ような場面が多かったかと思う次第で、それこそがハロプロ継続の醍醐味ってところですね。

Neverending Shine Show 補遺

ハロプロ継続の醍醐味ってことなら、オープニングアクトで、緊張のせいか、ご挨拶のセリフを噛んでしまって、結局満足に言えないまま、パフォーマンスに突入してしまったOCHA NORMAの北原ももちゃんですが、お隣に並んでいたメンバーが（パフォーマンスに入る間際に）慰めていて、そんな辺りも、なんか、いろんなものが継承されているなあ…と。

新曲なのにオープニングに相応しいアップテンポの『Wake‐up Call〜目覚めるとき〜』でいきなり掴まれますが、何より、メンバー紹介のダンスパフォーマンスに目を奪われます。

４曲目の『気まぐれプリンセス』で（選曲も嬉しいけれど）、譜久村さんの額に汗が噴き出ているのがスクリーンに抜かれたり！
この日はダブルアンコールで都合32曲を披露したメンバーたちですが、すでに４曲目にして汗びっしょりなんですね… （← しずかに感動している）

やはり『Happy大作戦』はメドレーではなくフルで聴かせて欲しかったと思いつつ、横アリ全体が、Happy大作戦のサビに合わせて左右に揺れているのは嬉しかった。

２Days の横アリだからこそ、28日と29日で、それぞれ感想を述べるメンバーが分かれています。これは、ライブが間延びしないという点でも良かったかと。まあ、牧野さんの相変わらずのラブリン劇場と、いつも牧野さんの後だから、やりにくそうにしていて可哀想だった野中さんが今回は救われた点は、非常に良かったかと。

アンコールでは、譜久村さん一人センターステージで、正面ステージの他のメンバーと向き合ってダッシュ再現があったことは述べた通りです。しっかり28日もダブルアンコールがあって、譜久村さんはドレスで登場しておりましたよ。

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お気づきのことでしょうけど、すでにかなりの文字数になっております。
28日の模様は（諸々泣く泣くカットして）急ぎ翌日の卒業本番へ。
再度ページを切り替えて。