道重さゆみ、怒涛のメドレーで開幕　最後のライブツアー『SAYUMINGLANDOLL～SAMSALA～』

LIVE TOUR 2025　SAYUMINGLANDOLL～SAMSALA～
楽しそうな様子から、言い淀む真摯さまで

アンコール明けは、2014年の卒業間際の名曲である『シャバダバ ドゥ～』から。
2014年の段階でもそうであったわけですけど、2025年において芸能活動からの引退を前に、『シャバダバ ドゥ～』の歌詞が、一層響くものになってしまっていることについては、言うまでもないかと思いつつ、うっかり書き写しちゃうと泣いちゃうので、歌詞ページへのリンクを。

道重さんの代名詞だとも言った『OK!生きまくっちゃえ』のカップリングである『白い羽根』を久しぶりに披露してくれて、道重さんは最後のお話をしてくれます。

このあいだ、ある人からアドバイス？… アドバイスをもらったんですけどね…
“50歳を過ぎた時に振り返って楽しかったと思えるのがいい人生” だって教えてもらったんです。
そうなるためにどうすれば良いかって考えたんですけど、そのためには今の目の前のことを全力で楽しむことが大切なんじゃないかと思ったんです。
それは、今ここにいるファンの皆さんです。だから皆さんと全力で楽しみたいです！
モーニング娘。になれて中々経験出来ないことをたくさんさせてもらいました。
その中でファンの皆さんに会えたことが私は凄く嬉しいです。
振り返った時にさゆと出会えて良かった、さゆを好きになって良かったと思ってもらえたなら、そしたら、私も皆さんを大好きなので、ずっと両想いです♪
いつもうまく話せないけど、なぜだか、いつも皆さんにはちゃんと伝わるので嬉しいです♪

なるべく報告者の余計な主観は入れずに、そのままの道重さんのスピーチを再現してみました。
その後の最期の楽曲は、荘厳な宗教的なイメージすら纏う『SAMSALA』で、ライブ全編の終了です。

道重さゆみさんは客席にご挨拶して、なんだかお家に帰る幼稚園児のような雰囲気で、ステージから駆け下りていきました。

道重さゆみ　最後のツアーに

この『LIVE TOUR 2025　SAYUMINGLANDOLL～SAMSALA～』は、芸能活動を引退する道重さゆみさんの最後のツアーです。そして、ファンとしても道重さんに会える最後の機会です。
であればこそ、ここで報告者としても、何かしら道重さんへ応答する言葉を残したいところです。

でもね。
ツアーは、まだまだ幕を開けたばかりです。
報告者は落選しまくっているとはいえ、ツアーは８月の中旬まで続きます。

今ここで、焦って拙速な言葉を連ねてしまうよりは、今は、少なくとも、有楽町で「歌詞間違えたあ！」って、それでも楽しそうにしていた道重さんを、会場を心から楽しませてくれたプロフェッショナルな道重さんを、もう少し心の中で反芻したいところですよね。

繰り返し、道重さゆみさん、めっちゃ可愛かったよ！

（文＝kogonil）

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