つばきファクトリー 浅倉樹々、卒業! 愛犬家としての誠実な態度を一貫させて、来春ハロプロとつばきファクトリーを卒業!

彼女こそ、所属グループを超えて、明日のハロプロのエースたるべきメンバーだと思われていた。いや、彼女の所属するグループこそ、この先のハロプロを、モーニング娘。と並んで牽引するとすら期待されていたのだ。

つばきファクトリーの浅倉樹々が、2023年の春をもって、つばきファクトリー及びハロー!プロジェクトを卒業する。

つばきファクトリー 浅倉樹々の卒業に関するお知らせ

メンバーの浅倉樹々ですが、
2023年の春をもって、つばきファクトリー及びハロー!プロジェクトを卒業することになりました。

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2022年9月7日の水曜日、浅倉樹々はタワーホール船堀 大ホールにて、2回まわしのバースデーイベントを開催していた。第一報は、その1回目(15:40開場/16:30開演)の公演の参加者から SNS 上に伝えられ界隈は騒然となった。会場から参加者によるお知らせを予測していたのか、2回まわしとなるバースデーイベントが終了する前に公式にも告知がでた。

そしてバースデーイベント2公演め開演中に、公式の動画配信チャンネルで、当人からの告知動画まで出ることになる。

それによると、2023年の春からは動物関連の専門学校に通うのだという。その詳細も、事務所の発表および当人のコメントとして告知されている。

これまでも自主的に勉強をしていたようですが、本格的に動物のことを学ぶために
来年の4月から動物専門学校に通いたいと話がありました。

自分のことでグループとしての活動に迷惑をかけたくない。
学業との両立を目指し、グループから卒業しソロとして活動を頑張りたい。
という本人からの強い意志を受け、今回の結論に至りました。

活動の時期含め詳細は決まり次第お知らせいたします。

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以前から興味があり、これまでは独自で勉強していた大好きな犬、動物について学べる動物専門学校に通って
幅広く知識を身につけ、動物と動物を飼う方それぞれの気持ちに寄り添えるような人になりたいと思っています。

グループ活動をしながら学ぶとなると、どちらかがおろそかになってしまうおそれがある為、
つばきファクトリーの活動は終了しソロで歩ませて頂く運びとなりました。

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バースデーイベント会場からの報告や公式のお知らせの一致するところからは、動物関係の専門的な勉強をグループ活動と両立させることが難しいということで、しかしソロとしての活動は継続するようだ。この告知に対して、すでに SNS 上では「新しい夢を見つけたんだね」、「樹々ちゃんの人生だもの」、「これからも応援するよ」とする声と合わせて、完全にファンの前から姿を消してしまうわけではないことに安堵する声も聞こえる。

それでも浅倉の(その愛らしいルックスに反するかのようなロックな)気質を知る多くのファンは、そんなに器用に立ち回れる方ではないこともあって、どこまで芸能活動を継続してくれるか不安に思う声も少なくないようだ。そう、それほど様々な声が挙がるほど、浅倉樹々は多くのファンに愛されている。

浅倉は、つばきファクトリーが結成された初期からのオリジナルメンバーで、当初から、つばきファクトリーのエースとも目されていたが、とりわけ2020年前後から、そのステージにあっても歌唱にあっても、これまでのどこか大人しく愛らしい様相から一変するかのようなダイナミックなパフォーマンスを見せ始めていた。

それに伴って、従来はグループでも末っ子的な扱いが多く、なかなか前に出ていけない振る舞いが多かったところが、当人としても「殻を破りたい」と言っていた通りに、はきはきと発言し積極的に振舞うようになり、ロック好きなところもあって、最初期から応援しているファンにとっては意外なほどに、躍動的で魅力的な側面を見せていた。この経緯を踏まえて、浅倉こそが次世代のハロプロを牽引すると見る向きも多かった次第で、その卒業の報に驚きを隠せないといったところだ。

しかるに、浅倉はその活動歴にあって、腰の不調から2度にわたる活動休止もあり、2020年にはグループから離脱したメンバーに関連して好ましからぬ風評に悩まされるという、つらい経験もしてきた。だからこそ、今現在、浅倉がグループ活動の中で示すキラキラした魅力が一層輝かしいとするのがファンの一致した見方でもあって、繰り返し、その卒業の報にファンは衝撃を受けている。

一方、浅倉が示してくれた “新たしい夢” が、いかにも愛犬家の浅倉らしいこともファンの琴線に触れているようだ。浅倉は、その活動歴の最初期から、一貫して “楽屋でメンバーに愛犬の動画を見せようとしては逃げられる” ことでも有名で、ちょっとした言葉の端々に「チャーリー大好き!」と入れ込んでくることでも “キャラ立ち” していた。一時期は3頭の愛犬を飼っていたが、一番に長く暮らした愛犬が先だって “虹の橋を渡った” こともファンには知られている。そんな浅倉が、はっきりと “動物関係の専門的な勉強に進みたい” というのも、一貫して浅倉らしいと、ある意味でファンは和んですらいるようだ。

多くのファンは、浅倉樹々の新しい夢も、今後の芸能活動も(卒業までのグループとしての活動も卒業後のソロ活動も)、すべて応援するつもりである一方で、それでも、今だけは衝撃に呆然となっているのは無理からぬところだろうか。

この先の浅倉樹々の活動がどのようになるのか、その詳細はまだ不詳だ。当日(9/7)の浅倉のブログも公式のお知らせに載ったコメントと変化ないが、今後とも、健気で誠実な決断をファンに知らせてくれた浅倉樹々と、つばきファクトリーの動向からは目が離せないようだ。

(文=椿道茂高)

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