【短報】道重さゆみライブツアー2023 ~大きく成長した楽曲と時間が止まったかのようなルックスと~

再生以降のオリジナル楽曲について

そんなわけで、ネタバレ回避の意味で、ここでセトリを掲載です。

2023年7月22日(土) SAYUMINGLANDOLL~20th Anniversary Live Tour 2023~
Zepp Shinjuku 開場18:00/開演19:00
真っ白でキラキラな衣装&ポニーテール
01・『PINK FREEDOM』(SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~)
02・『バラバラWONDER』(SAYUMINGLANDOLL~東京~)
03・『キラキラは1日にして成らず!』(SAYUMINGLANDOLL〜メモリアル〜)
ご挨拶のMC 
04・『乙女スランプ』(SAYUMINGLANDOLL~SAYUTOPIA~)
05・『た・り・な・い LOVELY』(SAYUMINGLANDOLL~SAYUTOPIA~)
06・『ダーリン、寂しいな』(SAYUMINGLANDOLL〜メモリアル〜)
07・『シャバダバ ドゥ~』(’14)
08・『恋人には絶対に知られたくない真実』(’14 with 譜久村、飯窪)
MC  可愛い楽曲ブロックでした
可愛いと言えば?? 「さゆ/さゆみん/しげさん/ちゃゆ~~
09・『WHO IS BABY』(SAYUMINGLANDOLL~希望~オリジナルサウンドトラック3)
10・『ミラーボール・ホリック』(SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~)
11・『大きい瞳』(⑩ MY ME)
12・『ばりかわよかROCK』(SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~)
バックダンサーのダンスパフォーマンス
↓↓↓メドレー↓↓↓
衣装チェンジ、チェックの制服風
13・『歩いてる』( SEXY 8 BEAT)
14・『ゼロから始まる青春』(⑬カラフルキャラクター)
15・『好きだな君が』(12,スマート)
16・『レモン色とミルクティ』(愛の第6感)
17・『彼と一緒にお店がしたい!』(’11)
↑↑↑メドレー↑↑↑
MC  上着脱いできた 忘れてください
好きな曲でセトリを みなさんの好きなものは?「さゆ~~~!」
18・『Yeah My Miracle』(SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~)
19・『瞬間 Watcher』(SAYUMINGLANDOLL~希望~ オリジナルサウンドトラック2)
20・『形而上的熱視線』(SAYUMINGLANDOLL~未来~ オリジナルサウンドトラック2)
21・『サユミミライ』(SAYUMINGLANDOLL~サユミミライ~)
22・『OK! 行きまくっちゃえ』(SAYUMINGLANDOLL〜メモリアル〜)
↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓
グッズのTシャツで、うさちゃんヘアーで♪
23・『ラララのピピピ』(⑬カラフルフルキャラクター)
24・『白い羽根』(SAYUMINGLANDOLL〜メモリアル〜)
「Thnak you 変な人たち」は2014年に置いてきたってことで。MCがバシってキマらなかったことに文句
拍手のタイミングも道重さんの意図したキメと異なって…
25・『SAMSALA』(SAYUMINGLANDOLL〜サユミミライ〜)

上に示したセトリで “忘れてください” ってのは、何やら道重さんが歌詞を間違えたっぽいのを自分からセルフ突っ込みしてる風の場面だったんですけど、実は、わたくし、よく把握できず(申し訳ない!)。

お昼の公演では『Happy大作戦』も披露されたと聞き及んでおりましたが、夜公演ではドロップされており残念でした… けど、しっかり複数のセトリパターンを組んでるあたり、やっぱり、さすがだなと。

上に掲載したセトリにある通り、メドレーではモーニング娘。楽曲からのセレクトとなっており、語彙力が欠乏するほどの “感無量” っぷりと同時に、現役を除いて、今尚、こうした楽曲を披露してファンに感涙を流させるあたりが、やっぱり、さすがだなと。

そして、どうしたって11曲めに繰り出された『大きい瞳』には、イントロだけで、いろんなものを持って行かれた次第ですが、わたくし、Berryz工房だったり、℃-ute だったり、熊井ちゃんだったり、小片さんだったり、つばきファクトリーだったり、希空ちゃんだったり、真琳ちゃんだったり、いろいろさまざまあれこれ行ったり来たりしてるわけですけど、やっぱり道重さゆみさんのファンで良かったなって。

と、言うまでもなく、かつてのモーニング娘。時代の楽曲に、いろんなものを持って行かれ、魂がフラフラになるほど重いボディブローを喰らってきた次第ですが、記事冒頭でも述べたように、今回、複数の SAYUMINGLANDOLL 公演で披露されてきたオリジナルの楽曲の響き具合が、このように報告している当人ですら意外であったことをお知らせです。

上に述べたことから薄っすらご想像できるかと思いますが、わたくし、ずっと道重さんのファンをやっていて、だから、自分なりの自己理解として、再生以降のオリジナル楽曲よりはモーニング時代の思い出深い楽曲にこそ、いろいろヤラレる傾向にあるって、自分ではそう思っていたんですよ。

いやあ、ところがどっこい!

10曲めの『ミラーボール・ホリック』なんですけどもね。
たとえば、再生以来のオリジナルとしても、比較的初期の頃の(だから、かなり耳に馴染んでいる)『キラキラは1日にして成らず!』とか、再生以来の道重さんの代名詞とも言える『OK! 行きまくっちゃえ』といった、良い曲だ、素晴らしい楽曲だとの評判が高い、いくつかのオリジナル楽曲と比しても、特筆すべきとも思えぬ楽曲であったかと思うんですが、サビに向けての明るい転調のところで、ものすごく響いてきます。

いま、『ミラーボール・ホリック』に託して述べたことは、実は上のセトリにあるほとんどの楽曲について当てはまったりします。多くのファンは、いずれの SAYUMINGLANDOLL 公演にも “通う” レベルで複数の公演に入っていることから、オリジナル楽曲もすでに耳に馴染んでいるってこともあるんでしょうけど、個々の楽曲の熟し具合がそれぞれに凄くて、上に述べたことと裏腹に、モーニング時代の思い出深い楽曲が、オリジナルの楽曲に良い具合に馴染んでしまって、特に目立たないほどなんですよ、これがまた。

そして、未来公演での楽曲である『サユミミライ』と『SAMSALA』の素晴らしさたるや。
かつて、小片リサさんのオリジナル公演で、小片さんオリジナルの『どっち』が、すでに愛らしいアイドルが歌う恋愛模様といったレベルを超えて、人生レベルの哀愁をも感じさせるものへ成長している旨、当サイトで述べたことがありましたが、小片さんが哀愁だとすれば、道重さんの場合、あくまでも切なげな背景のなかで一筋の光明が明るく道を照らすかのような、そんなテイストも感じられるほど、感動的な楽曲となっています。

毎度、語彙力が貧困で恐縮ですが、実に素晴らしい。
それなりに長く道重さんのファンをしてるつもりだけど、ますます好きになることに、自分でも戸惑い中です。

*****

そんなわけで、楽曲関連についてはネタバレ回避のためにページを切り替えた後に記載しましたが、ともあれ、デビュー20周年にして、再生してからも6年となった道重さゆみさんは、18歳といってもおかしくないほど、時の流れを凍らせたまんま、可愛いまんまかと思えばさにあらずで、楽曲を披露してくれるパフォーマーとしても如実な成長を示してくれる、すばらしいエンターテイナーでした。

いえね、それでもアンコール明けで “うさちゃんヘアー” にしてくる前、ポニーテールで登壇してるときに、汗で前髪が貼り付いて、微妙にデコ出し風になってるシーンが何度かあったんですけど、あまりにあどけなく可愛らしくて、やっぱりルックスについては時間を凍らせてる魔女である疑いは晴れませんでしたけどもね。

(文=kogonil)

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