アンジュルム 川名凜、若いメンバーだからこそハロプロの奥行きが感じられるハロショ千夜一夜 第八十九夜

はじめに 25年の厚みは伊達じゃない

ハロメンの人としての美質が強調されがちな恐るべきイベント、ハロショ千夜一夜。
それは、自分が望むものに衒いなく率直に手を伸ばす素直さであったり、今現在の自分には若干手に余るものだったとしても、それを手に入れるに足る自分であることを示し続けようとする粘り強さであったり頑張りであったり、そうしたことがごく自然に出来るナチュラルな自己肯定感の強さであったりします(記事末の過去の千夜一夜記事リンクを参照)。

しかるに、ついに千夜一夜は、個々の登壇するハロメンの人としての美質を示すだけでは飽き足らず、若きハロメンの来歴を通じて、ハロプロそれ自体の積み重ねの奥深さをも間接的に知らしめるものとなりました。

第二部で詳述されますけど、お姉ちゃんに動画を見せてもらってモーニング娘。を好きになったのが、なんと西暦の2018年ですよ、奥さん!

2018年って言ったら、℃-ute だって解散してるし、熊谷ドームで一夜限りのメロンの復活祭があった年です。多くの皆さんも同様なのではないかと思うのですが、ファンにとっては “ついこの間” ですよね。そんなタイミングでハロプロを知った子が、その2018年に ASAYAN の動画を知った子が、そこから順次歴史を辿って、わずか1年で現役のモーニング娘。’19 にまでたどり着きます。いかに(ファンによる自主的な拡散も含め)重厚にハロプロのコンテンツが積み重ねられているかってことの証明かと。そして、私たちがすっかりファンとして現場に通いペンライトを振っている頃にようやくハロプロを知った子が、わずかの間に(私たちが十年一日の如くファンをやっているあいだに)上に個々の美質として述べたように、輝きの中に率直に足を踏み出し、今度はステージに立って私たちを魅了する側にまわるとは…

何度も経験していることですが、改めて思い返してみるに、心から驚嘆しますね、ハロプロ。25年の厚みは伊達じゃないってところかと。

ハロショ千夜一夜 第八十九夜 アンジュルム川名凜

さてそんなわけで、ハロショ千夜一夜に、アンジュルムから三色団子の一角、川名凜さんが、2023年4月21日の金曜日に登場です。まあるい顔してニッコニコしていて、登場してきたその最初から可愛いわけですが。

毎度、簡易フィギュアには司会してくれる事務所のエライ方の似顔絵を登壇するメンバーが描く仕様になっているところ、その似顔絵に苦言を呈される事例は、Juice 松永さんモーニング北川さんの場合くらいしか記憶になかったところ、なんとメガネが描かれていない点で苦言が(「メガネを取ったところは、あんまり見たことないと思うけどなあ」)。

しかるに、後から、しっかりメガネ(だけじゃなく眉毛的なところも?)追記したようです川名さん。

いや、かつてまだまだ千夜一夜の開催歴が浅い頃には、登壇するハロメンがベテランであったこともあって、司会してくれる事務所のエライ人との関係も馴染んでいるからフランクなのだろうと、勝手にこっち側で想像していたわけですが、昨今の若いハロメンにとっては、オーディションで面接してくれた大人だってだけじゃなく、まさしく “事務所のエライ人” であるわけで、この千夜一夜でのハキハキとした応答は、それはそれで(社会人としての苦渋もひとしきり経験した者としては)驚きですよね。

川名さん、リーダー竹内朱莉さんがカエルが苦手っていう愚痴を漏らしているのは、竹内さんをイジり倒す橋迫鈴ちゃんの尻馬に乗ってのことかと(これまた勝手に)思っていたんですけど、実際にバックステージの映像なんかでも、激しめに大暴れする同期の後ろで、そっとその大暴れの影に隠れてるかのような印象があったのに、率直にハキハキ応答していて、やっぱり堂々としたもんだと思います。

さて、そんな実況中継推奨のトークイベント、ツイッターでのハッシュタグも下記の通り準備されて、4月21日の金曜日、19時から50問50答、20時30分から川名凜年表という定型のフォーマットで開催です。

司会のエライ方が、1時間ほどで終える予定だったのに、きっちり30分も延長したという、意外な饒舌も飛び出した、その千夜一夜の模様は、下までスクロールしてからページを切り替えて。

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