秋葉原ハロー!プロジェクト オフィシャルショップ閉店へ…ファンの記憶が集まった場所への惜別

末広町のハロー!プロジェクト オフィシャルショップ東京秋葉原店が閉店する。
公式発表以前から、同店舗が入居していたビルの賃貸募集情報などをもとに撤退が噂されていたが、ついに公式に告知されたという流れだ。

ハロー!プロジェクト オフィシャルショップ東京秋葉原店 閉店のお知らせ

このたび、店舗の刷新とサービスの向上を図るため、ハロー!プロジェクト オフィシャルショップ東京秋葉原店を2025年10月31日(金)20時をもちまして閉店する運びとなりました。
(中略)
なお、東京都内新店舗に関しましては、ファンの皆様に長く愛される空間を目指し、場所を新たにしてのオープンを計画中です。
新店舗の情報につきましては、状況が整い次第お知らせいたしますので、どうぞご期待ください。

公式サイト ニュース詳細 ハロー!プロジェクト オフィシャルショップ東京秋葉原店 閉店のお知らせ

ハロー!プロジェクト オフィシャルショップは、ハロプロの公認グッズを販売する実店舗で、東京店は、かつては原宿や渋谷、上野などで営業していたが、現在は秋葉原店として末広町駅4番出口からすぐのビルの6階フロアに店舗を構えていた。

ハロー!プロジェクトの公認グッズを販売する店舗として、通販の e-LineUP! Mall サイトが設営されてからは、その意義を減じていたとの声もあるが、過去のグッズや写真集なども総覧でき、メンバーの衣装が陳列されるだけでなく、ファンにとってアクセシビリティがよく、さらには展示・イベント機能を併設していた。イベントスペースにはライブ映像がエンドレスで流されていたりと、独特の雰囲気がファンにも好評だった。なにより、事務所のエラい方直々に司会進行をつとめる「千夜一夜」イベントの現場として、ファンに親しまれた場所だった(記事末関連リンク参照)。

一部のファンのとんでもない振る舞いも含め(詳細はとてもここには記せない)、ファンにとって思い出深い場所が、またひとつ歴史の中に消えていくことになった。また「千夜一夜」的なイベントについても、大阪店での別バージョンが恒例化していたり、ネットでの配信も併用するなど、末広町のリアル現場の意義が薄まっていたことは否定できない。

「規模が小さくてもいいから実店舗があって欲しい」との声もあり、末広町交差点すぐというアクセスの良さは、都内在住のファンだけでなく、地方ファンとしても得難い立地だったことには、残念だとする声が大きい。別途、新店舗が準備中であるとのことだが、この立地の問題をどこまで解消できるか、続報を待ちたい。

(文=椿道茂高)

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